
昔、「世界の車窓から」という旅番組が好きでした。あのテーマソングは今でも覚えています♪
テレビ局に勤めていた若かりし頃本当はこんな番組を制作する現場スタッフをやりたかったかったのですが、
夢は叶わず、どよよ〜んとした地味なOLをやりながら、内心やさぐれていました。

でもあれから数十年たって、「世界の車窓から」で特に好きだった絶景の山岳鉄道に乗るという夢が叶いました。
それがノルウェーの宝物と言われるフロム鉄道です。
鉄道建設技術の粋を尽くした最高傑作と言われているフロム鉄道に今になって乗れるなんて
フィヨルドツアー船に乗船する前に乗るフロム鉄道の人気は、鉄道マニアのてっちゃんだけに限らず人気です。
フロム鉄道建設に反対する政治家との対立や、廃線の危機を何度も何度も乗り越えてフロム鉄道の今があります。
人口500人のフロム村にフロム鉄道が走り続けてくれたおかげで
今や年間500万人の人がこのフロム鉄道に乗り、フィヨルドツアーに出かけて行くのです。
私はここで見た、聴こえた、妖精の歌声と踊りと音楽に心が打ち震えたのです。
一緒に行ったメンバーの誰も私ほど感応していませんでしたが。
後で知ったのは妖精と言っても実際は演劇を学ぶアクタースクールのメンバーの観光客向けパフォーマンスだと知るのですが、
私にとってはそんなことはどうでもよくて、なんでかしらんけど私はあの声と音楽と踊りに目が釘づけになったのです。

フロム鉄道のハイライトの一つはショース滝で、ここは本当にすごい迫力の素晴らしい滝です。
この滝は、フロム鉄道の途中、ミュールダール駅の手前にあり、落差93メートル、海抜630メートルの地点に位置しています。
フロム鉄道は、この滝の迫力を間近で体験できる数少ない場所の一つで、停車時間を利用して写真撮影を楽しむことができます。
また、滝の近くでは、伝説の妖精「フルドラ」を模した女性が現れ、歌や踊りを披露するアトラクションも行われています。
フロム鉄道、ショースの滝の妖精、圧倒的スケールのフィヨルドの大自然、、、
ここで私は何か記憶の奥底にあったものが浮上してきて、不思議な懐かしさと優しい世界を思い出して泣きそうになったのです。
自然信仰、シャーマニズム、アニミズム、民族の神話、個々の魂の物語、個々の家系の神話、
大自然という生命場、エネルギーフィールドの中に精霊も妖精もトロールもいるのは当たり前なのに近代合理主義の世界観の中では忘れ去られた存在になっているものの気配。
ノルウェーの圧倒的な大自然の前で、人間を超えた偉大なるものの力、人智を超えた自然の摂理と叡智を感じたのです。
ショースの滝の妖精
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