人生を劇的に変えたい

    この人生がこれからもずっと続くのなら、生きていたって何も面白くない。 なんでこんなにしんどい人生なんだろう。 人生を変えたい、生き方を変えたい。 もっと違う道があるのなら、その道に進んでみたい。 そう思いながらも、今手にしているものを手放すことがものすごくこわかった。 知らない世界に行くことが途方もなく不安だった。 そんなある日、突然、とんでもないことが人生に起きた。 しかし、これでもう人生が終わるという体験こそが、自分が本当に生きたい道に押し出してくれたのだった。 人生最悪の出来事は、どれほどの人生の贈り物を携えていたことだろう。 今の私は、あの頃、知らない世界はこわいと思っていた世界で生きているのだから、人生とは不思議なものだ。 今は、仕事柄、あの頃の自分がどんな人生のステージにいて、心の中で何が起きていたのかがわかる。 文中の「あなた」は、あの頃の「私」なのだが、人生を劇的に変えたいと今思っている「あなた」であるのかもしれない。     自分が慣れ親しんだ「既知なる道」(これまで・今まで)から、 今まで一度も歩いたことがない「未知な…

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人と人が、存在の深いレベルで出会うということ、つながるということ

    一人の人が、生涯をかけてやった仕事を、その方が亡くなったあと、 その方に「じか」に、「なま」に「触れた」人たちが語る、師についての言葉というのは、実に興味深く、面白い。 師の仕事や人となりを語りながらも、自ずと語る人の「存在」と「人生」もまた、ある響きを持って、聴く者の心に静かな波紋を投げかけてくる。 その響きの向こうに、師のいのちの仕事の哲学と存在の影響力を鮮やかに感じる。 明らかに、今の自分にとって、この人は師だと自覚できる人もいれば、 その時には、特に師と思ってついていったわけではないが、後から振り返ると、 その出会いや学びが、どれほど今の自分になるために必要な出会いだったのか、学びだったのかがわかる師もいる。 しかし、師と言っているが、私が勝手に心の中で師と思っているだけで、 実際は、弟子入りさせてくださいと言ってその門を叩いた人は一人もいない。 きっちりとした固定的な師弟関係というものを私は望んでいない。 これからも、これが私の学びのスタンスだと思う。     このブログのタイトル 「Power of Being」は、『吉福伸逸…

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人間関係の春夏秋冬

    ●人間関係の春夏秋冬   人と人とが本当にいい関係、心地いい関係になるためには、 関係性という空には、何度かの雨、嵐、雹、霰が降り、隙間風が吹いたり、霜が降りたりする季節が必要なのかもしれない。 いろいろ降ったり、吹いたりした分だけ、この空は、高く広くなっていくような気がする。 ひとりの人間がいくつものつらい季節を乗り越えて、成長し、成熟していくように、 人間関係にも春夏秋冬があるのだろう。 その季節を共に生き、共に超えていける相手に巡り合えること以上の幸せはないのかもしれない。   ●出会い、巡り逢い   人生を変えてしまうような出会いや再会というのは、決まって、予想もしていなかったようなかたちでやってくる。 出会い、巡り逢いというものが自分の計画の及ばないところで起こるものであるならば、きっと、これは、神さまのお仕事なのだろう。   ●沈黙は、祈りに似ている   土の匂い、森の匂い、風の匂い、お日様の匂い。 自然は、こんなにもいろんな匂いがあるのだ。 沈黙すると、今まで聞こえなかったものが聞こえ、匂わなか…

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人生の暗号解読の鍵

私は、ある夏の日の夕方、泣きながらこの世に生まれた。 人はみな泣きながらこの世に生まれる。 安全な子宮の海を船出して、未知なる航海に出て行くことがどんなにこわくても、ある日、新しい世界に旅立つことを決意して人は生まれてくる。 まるで、この世の痛みや苦しみを象徴するかのような、あの真っ暗で狭い産道。 その暗闇の道を潜り抜けて出てくることは、どんなにか不安でこわかったことだろう。 人は誰でもこの世界に生まれる時に産声をあげるけれど、生きていく中で、自分の中から新しい自分が生まれる時も産声をあげる。 古い私が死に、新しい私が生まれる時のあの耐え難いほどの恐怖と苦痛、胸が張り裂けそうな痛み。 私も、自分の内側を旅し始めたどこかの時点で、確かにある日、魂の産声をあげたのだと思う。 でも、その日がいつだったのかはもうよくわからない。 とにかくその産声をあげた日から、私は、「私とは誰か」「世界とは何か」「私は何のために生まれたのか」という探求の道に歩みだしたのだ。 歩き出した最初の一歩はいつだったのだろう。 もうずいぶん遠い昔に感じる。 心理的なハイハイ期間、つかまり立ち、ヨチヨチ歩きの期間があって…

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