「こんなに遠くて辺鄙な場所にあるお墓じゃ、あんたは来てくれても、孫やひ孫達は来てくれないよね。それは寂しいわ」 と母は生前言っていた。 それを聞いて、私はお墓を引っ越すことに決めた。 「お母さん、どん…
カテゴリー: 家族物語
「生活の顔」「人生の顔」
一時は危篤状態だった母が持ち直して、今は小康状態になり、少しホッとしている。 危険な状態の母のそばに毎日いて、おそらく私自身、相当緊張していたのだろう。 先日、いつも行っている鍼灸マッサージの「銀座オ…
母の人生は幸せだったのだろうか。
今日、明日が山でしょう 医師から「覚悟はしておいてください」と言われたのは、今回で3度目だった。 過去2回は、医師にそう言われても、 私はなんの根拠もなく、 「いや、うちの母は大丈夫」 と、私は全然覚…
瞑想だの、神のご加護だの、魂の修行だの・・・
〜努力していたわけではない〜 高校の頃、英語のリーダーは好きで得意だったけれど、グラマーは苦手で、嫌いで、できなかった。 世界史は好きだったけれど、日本史は不得意だった。 現代国語は好き…
パートナーシップ、それぞれの愛の形
結婚30周年を迎えた。 30執念ではありませぬ。 夫に恐る恐る聞いてみた。 「私は今まで一度も離婚を考えたことがないけど、あなたは?」 「俺もないよ。俺以外にお前の亭主が務…
認知症の母との楽しい会話
母が脳梗塞で倒れ緊急入院したと連絡があった時は、今度はもうだめかと思ったが、我が母の生命力強し。 先日の主治医の話では、右手に麻痺が残る可能性はあるが大丈夫そうだと。 今日は目に力がもど…