
ノルウェーを後にして次に向かったのは、フィンランド。
【YouTubeあけみちゃんねる】でフィンランドが大好きというまなみんこと尾崎真奈美さん
(日本とフィンランドの大学の心理学教授)とのライブトークをやって思ったのです。
うん、いつかは行きたいと思っていたフィンランドだけど、やっぱり行こう!
いつかいつかって言っている間は決して実現しないもの、決めて動いたことしか実現しないのだから。
夏に行ったからもちろんオーロラは見れなかったけれど、オーロラ抜きにしてもほんとに素敵な森と湖の国でした。

ヘルシンキは首都だけれど、多くの国の首都にありがちなギラギラした欲望が蠢く猥雑なエネルギーやノイズがないのです。
不思議な静けさと調和に満ちたエネルギーが場の空気の中に流れているのを感じます。
フィンランドはデザインの国とも言われますが、形あるものを生み出す“根源にある想い”が、
形あるものや場や国のデザインに生かされている国だなと感じました。
自然との共生とか共存共栄、多様性、理念、平和、調和、個の尊重、相互扶助いう言葉はいっぱい溢れていますが、
それが在り方として、形や場に生かされているかは、目に見えないエネルギーとして伝わってくるものです。

私がこの数年北欧に惹かれているのは、なぜ北欧は世界の中でも国民幸福度が
どの国もトップレベルなのかということに関心があったからです。
尺度です。経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさや社会的なつながり、
健康状態など、様々な要素を考慮に入れた概念です。
国民総幸福量(GNH)とも呼ばれ、経済成長を重視するGDP(国内総生産)とは異なる視点から、
国民の生活を評価・比較する指標として注目されています。
昨今よく耳にするするウエルビーイングという概念とも相通じるものがあります。
フィンランドは、スウェーデンに600年、ロシアに100年支配されてきた国ですが、
独立後に独自の国家のアイデンティティを確立し、今や世界幸福度ランキング1位に5年連続で選ばれるまで、
どんな努力や改善や改革がなされてきたのかを知りたかったのです。
そもそも福祉国家である北欧の人々が思う幸福や豊かさとはなんなのかをこの目で見て、
肌で感じたかったというのが1番の動機です。

フィンランドでは何より自然と暮らしを大切にして生きていることが旅人にも感じられました。
もちろん旅人という場を通過していく人と、その場にとどまり日常を生きている人では感じるものや見えているものは違うでしょう。
全てが落ち度なく完璧であることなどは当然ありません。ノルウェーやフィンランドに行っても、
あれここは残念だなあと思うところはありました。
でも素晴らしいことからも、失敗からも 残念なことからも、私達は全てから学ぶことはできます。
誰もが海外に行って初めて自覚する日本の良さ、素晴らしさがあると同時に、
日本が抱える本質的な社会課題も見えてきたりします。
「いつもの枠の外」に出てみたからこそわかること、発見することは多く、
それが自分の視野を広げ、視座を高くしてくれます。
だから私は外なる観光も、内なる観光も意識的にやっているのだなあと思います。

私は今回北欧に行って、「自然享受権」というものがあること、その根底には自然は誰のものでもなくみんなのものだからという考え方がある国であることを初めて知りました。
森を自由に歩いてブルーベリーを摘んだり、キノコをとることは誰の私有地であっても認められています
私達も静かな森を歩きながらブルーベリーやキノコを摘んで、お昼は湖畔でバーベキュー
薪を割り、火を起こし、ソーセージを焼いて、カレリアパイにキノコのバターソテーを乗せて食べました。

湖畔のハイキングは、フィンランド人と結婚された日本人女性の澤田彩希さんと、
父親がギリシャ人で母親が日本人というトニーがガイドしてくれました。とてもフレンドリーで親切なお二人でした
彩希さんは若い頃から自然と人が共生しながら暮らせる幸せな世界を作りたいという想いがあり、
日本にいた時には、関西大学で都市工学と環境デザインを学んだそうです。
彩希さんはその後フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家アアルトの大学で建築を学ばれ、
とても大きな志を持っていらっしゃる方で話していてとても触発されました。
ノルウェーは雄大な大自然に感動しまくりでしたが、フィンランドでは、この国の透明な空気感や暮らし方や、
フィンランドで生きる日本人の方とお話できた時間がとても豊かでした。

ツアーメンバーのお一人の関一憲さん(千葉・セキハツオート社長)の奥様のご友人であるたえちゃんのご自宅に招かれたのですが、
そのご自宅もお庭もライフスタイルもご夫婦のパートナーシップもほんとうに素敵で
そしてさすがサウナの国ですね、なんと自宅地下にはプライベートサウナとジムとゲストルームまであるというのです(o^^o)
たえちゃんのパートナーのペトリは、以前はニューヨークで活躍する経済ジャーナリストだったそうですが、
たえちゃんと結構し、故郷のフィンランドにもどってからは仕事もライフスタイルも全く変え、
今は森林保護、生物多様性、生態系などについて発信するエコロジー雑誌の編集長をしているそうです
たえちゃん家の素敵なお庭で乾杯した後は、ペトリが作ってくれたサーモングリルや野菜料理をいただきましたがこれがまた最高に美味しかったです(o^^o)
フィンエアーに勤めているというたえちゃんもなんとも魅力的な女性で、お二人の暮らしはフィンランドの自然同様とてもナチュラルで心地いいなぁと思いました
北欧は男女平等社会なので男性は家事や育児にも積極的に参加するのがふつうだとのこと。
料理ができない男はモテないそうですが、
料理が上手ければモテるとは限らないそうです(笑)

前述の彩希さんは小さな子どもを2人育てながら仕事をしていますが、
フィンランドは子育てするための社会インフラが整備されていてとてもいい国だと言ってました。
こうした価値観や社会インフラが整ってもいないのに、出生率を上げるために
補助金を出したりしてなんとか労働人口を増やそうとしたって無理というものです。
権力的で、支配的で、男尊女卑でお金や地位や名誉が自己価値を感じるための最大の生存戦略というおじさん達には
もうお引きとりいただきたいです。
そういう日本の旧型リーダーがメインストリームになっている国政や組織を牛耳っている限り
日本の未来はないと思いますね。キッパリ(°▽°)
私は日本をこよなく愛しているけれど、今の日本はこのまま行ったら本当にやばいと思っていて、
どこにこれからの日本が学ぶべき新しい価値観やライフスタイル変革の指標があるのだろう?
昨今の縄文文明への関心の高さは、日本人の危機意識と崩れたバランスを取り戻そうとしている
集合意識のホメオスタシスなのかもしれません。
ただ具体的な社会システムデザインのロールモデルを考えるとやはり私の意識は北欧に目が向くのでした。

今回の北欧ツアーは、ノルウェーとフィンランド10日間の旅でしたが、
北欧に行く前にYouTubeを色々見たり、いろいろなガイドブックも買って下調べしました。
ガイドブックでは、私的には写真にある『北欧が好き①②』が一番好きでした。
単なる情報を平面的に表示してあるものより、イラストレーターであり、北欧デザインラブ
のナシエさんのあくまで自分の好みと興味関心ですがというマニアックなガイドブックがとても面白かった。
何より文字と写真だけのガイドブックではなくイラストがめちゃかわゆくて面白いのです。
この本に紹介されていたところはいくつか行ってみましたが、
「エテラ港のマーケット広場」「かもめ食堂」「カンビ礼拝堂」「テンペリア教会」(岩の教会)「ヘルシンキ図書館」
は素晴らしかったです。
本当はとても行きたかったけど時間がなくて行けなかったのは、
ヴァンマラにある教会とフィンランドが生んだ世界的建築家アアルトの仕事場だった「スタジオ・アアルト」とアアルトの自邸。
そして「ムーミン」の作者である、トーベ・ヤンソンがペッリンゲ諸島に自ら小屋を建て、
四半世紀通い続けてムーミン物語を描き続けた場所にも行ってみたかった。
冬であれば「サンタクロース村」も一度は行ってみたいところだ。オーロラが見れる確率が高いところだそうです。
北欧はまた行くような気がします。たぶん、きっと
【YouTubeあけみちゃんねる】
ゲスト:尾崎真奈美さん(日本とフィンランドの大学の教授)とのライブトーク「静かな幸せフィンランド」
岡部明美ブログ
【Power of being】
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心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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