愛のもつれ、愛の行方、そして慈悲の灯明

愛のもつれ、愛の行方、そして慈悲の灯明

 

●拒絶されたと感じるのは、何かをもらおうとしているときだけ

●自分を「被害者」にしておくのは、攻撃のひとつ

●コミットメントとは、どんな状況においても、自分を最大限に与え続けていく、ということである。

●怒りは常に別の感情を隠している。

●攻撃とは、助けを求める声である。

●お金不足になっているのは、人間関係の中で、与え、 受け取ることの不足を意味している

●人からの非難にカチンとくるのは、自分に罪悪感を持っているから

●あなたが傷ついている分、周りの人を傷つける

●人生で何かが手に入らないのは、あなたが復讐しているから

●不愉快な行動を取るほど、その人は強く愛を求めている

●人との関係は、自分自身との関係の反映

●許せなかった両親の行動を、今度はあなたがするようになる

●理解されていない、と感じるのは、あなたが相手を理解していない時

●愛のない行為は、愛を求める行為

●自分の価値を認めて、はじめてコミットメントができる

●豊かさとは、喜んで受け取ろうとする気持ち

『傷つくならばそれは愛ではない』(チャック・スペザーノ著)

 

 

 

愛の学び、どのステージ?

上記の本のメッセージを読んでどんな反応が起きてきただろう?

1)何これ?何言ってんの?さっぱりチンプンカンプン

2)う、痛い。なんか図星っぽい。

3)そうか。なるほど、そうかもしれない

4)心の構造って奥深そう、もっと知りたい

5)エゴ、マインドレベルの学びを終えて、愛そのものである自己の本質の目覚めの途上

 

 

人生の苦悩のほとんどは、人間関係によるもの

私たちは、学校でたくさんの勉強をしてきた。

しかし、人生で最も大切な心の学び、自分とは誰か、人間とは何か?愛とは何か、コミュニケーションの齟齬をどうしたらいいのかなどについては、ほとんど教わることがなかった。

人生の悩みのほとんどが、人間関係の悩みであり、それは即ち愛の学びであるにも関わらず。

私もまた人間関係で悩み続け、人を傷つけ、自分も傷つき、どれほど苦しんできたことだろう。

私は、指数関数より、アルキメデスの原理より、

もっと心のことを、愛を、コミュニケーションを学びたかった。

それゆえ、これまでの人生を卒業し

新しいステージに行きたくて、

どれだけの心の学び、愛の学び、コミュニケーションの学びをしてきたことだろう。

チャックのビジョン心理学は心の学びの初期の頃に出会い、

たくさん気づかされることがあった。自分の不健全なパターンにもいっぱい気づかされた。

自分が人生で躓き、悩み苦しんだからこそ学び続けたことが今の仕事に繋がっているのだから不思議だ。

 

 

 愛に生きたい、志に生きたい

今年の5月から始まった12期LPL養成講座の第5講が9月にあり、

7ケ月の講座なので、残すところあと2回になった。

「人生を大きく変えたい」

「過去はもう過去に置いて、次のステージに行きたい」

「自分らしく生きたい」

「人と存在の深いレベルで繋がりたい

「自分のミッションを生きたい」

「愛に生きたい。志に生きたい。幸せに生きたい」

「新しい世界、より良い世界を創造したい」

と心から願い、講座に深くコミットしている人ほど、

人生が大きく変わっていくのをこれまでもたくさん見てきた。

12期の受講生のよっちゃんが自分のブログに第5講の感想を書いてくれた。

 

瀬織津姫(早池峰)

 

愛の眼差し

岡部明美さんのLPL(ラヴィング プレゼンス リーダーシップ)養成講座、第5講を受講して。

第5講は、人間として自我を携えたまま、そんな自分を俯瞰しつつ、

その自我を超えたところにある「ハートの眼差し=愛の眼差し」を、開く。

清濁併せ持ったまま、

自分の「神性」「仏性」と、つながる。

そんな時、人は、互いの「眼差し」だけで相手のエネルギーを感じ、

敬意を示し、繋がることができることを、感得する。

「あなたの内なる神性、仏性に、ご挨拶申し上げます。」

そうして相手の眼差しと向き合い、その人のエネルギーを「感じ」、神性・仏性を「観じて」みる。

軽やかな ”飛躍の人”。

手を差し伸べる ”母性の人”。

どっしりと支える ”父性の人”。

それはノンバーバルでも十分伝わってくる。

そして。

本講座のファシリテーターの あけみちゃんと、眼差しを向け合った。

その眼差しは・・・果てしなく、深遠。

深遠なる、「”許し” の人」・・・そんな風に、感じた。

どれだけ。

・・・どれだけ、許すことと闘い、許すことと向き合い、許すことを明らしめて、許すことを許し続けてきた人なのだろう。

深遠なる、「慈悲」。

そして・・・本講座中も、そして日々の受講生同士の自主トレも、それ以外の日常も。

この「慈悲のまなざし」によって「安全・安心」が広がっているのだ、ということに気づく。

そんなあけみちゃんの「祈りのまなざし」に、思わず自分も「祈り」を返した。

あけみちゃんが好きだという、広隆寺の弥勒菩薩。

そして・・・

「あけみちゃんこそが、あの弥勒さんだ」。

・・・そう感じた。

あけみちゃんは、相手の中に見えるものは、

あなたの中にあるものが共鳴、共感して感じるのだ、見えるのだと言う。

自分の中に全くないものは相手の中に見えない。光も闇も。

深遠なる、深い慈悲は、あなたの中にある存在なのだとあけみちゃんは言う。

 

 

愛の投影

ハートを開いて、相手に見出す「輝き」や「憧れ」は、どんなものだろう。

思うままに、挙げて、時には相手に伝えてみる。

そして・・・その相手に伝えた相手の「輝き」や「憧れ」を「輝き、憧れる要素として定義している」のは、一体誰なのだろう?

それは、あなた自身だ。

そしてそれは・・・

あなたのなかにその「輝き」や「憧れ」を持っているからこそ、その投影が起きる。

その投影と、その投影の「取り戻し」は、表裏一体。

だからこそ、あなたはその「輝き」や「憧れ」が自分の中に在ることを、受け入れてもいいのだ。

 

 

慈悲の眼差し

自我を一歩超えたところでハートを開き、愛の眼差しを向けたとき。

あの「イラつく人たち」「許せない人たち」は、どう見えるだろう。

あの人は、ただ”ああである”だけなのだ。

あの人は、”何かわけがあって” 、あのようであるのだ。

あの人は、”それだけの何かがあって” 、あのようであるのだ。

・・・それは、自我をもってしての「同情・憐憫」ではなく。

はたまた、自我をもってしての「いい人・悪い人」というジャッジも超えてみて。

眼差しを、向けてみる。

・・・それはまさに、「相手のあるがままを、あるがままとして見つめる」ということ。

勿論人間である以上、自分の色眼鏡から逃れることはできないけれど

その「自分の色眼鏡」を自分の領域のままにとどめたまま、眼差しを向ける。

それが人間としての「慈悲の灯明」、なのではないだろうか。

 

 

 ”大人” をやってしまっていた、子ども

講座中に、あるワークのクライアント(フォーカスパーソン)となった。

あけみちゃんオリジナルの「六芒星コンステレーション」を体験した。

自分の人生を取り巻く関係性を紐解いていくのだ。

私と「魂の目的”」「愛」「ネクストステージ」「お金」「父」「母」

といった自分の「人生のエレメント」を、擬人化して布置し、

その距離、方向の関係性からその「エネルギーフロー」を観ていく実験だ。

擬人化による布置によって、各エレメントとなった仲間から、その「生の実感」が届く。

それはまさに、ありがたい「智慧の結集」だ。

自分の人生の各エレメントは、なんとも微妙な関係性の布置。

どこかに「互いが見えていない・気づいていない、微妙な距離・軸」が生じていた。

全体的に距離が近いのに、どこか窮屈。

だから、その全体のエネルギーフローは、どこか散漫で、風通しが悪い。

そして印象的だったのは・・・「魂の目的」が、まだ微妙に「”親”軸」であったこと。

そして、そこから見えてきたビリーフ(思い込み・信じ込み)は・・・

「もっと親に報いてからでないと先に進んではいけない」、だった。

それは「今」というより、「過去に起きたまま、過去に置いてこれないでいる問題」だ。

・・・得体の知れない緊張が走っていた、あの時の家族。

自分はあのなかで「自分がいま、子どもであること」が、不本意だった。

大人として関与し、この家族が少しでも安寧であるように、役立ちたかったのだ。

でもそんなのは叶うはずがない。

子どもは「子ども」、だから。

そして、このマインドこそが・・・アダルトチルドレン(AC)。

・・・それをこの ”実験” を通して、改めて思い知った。

そして、もう一つ気づいた。

この ”悔いの念” こそが、ずっと続いていた「やってもやっても ”足りないエンジン” 」の原風景である、と。

ここまでわかったところで、自分自身をその「エレメント」の中に布置した。

全体の距離を拡げ、「風通し」と「見通し」を、改善した。

そしてもう一つ、やるべきこと。

それは、「アダルトチルドレンとしてのお役目」を、

「親軸の”名残”」を・・・きちんとお返しすること。

いままで精一杯やってきたことを自ら認め、それを「お返しする」ことをこの”実験の場”において宣言し、「お返し」する。

すると、自分の「魂の目的」は、自分にこう言った。

「そんなあなたを・・・誇りに思う。」

・・・それは意外な、そして、自分で受け取ったことのない、力強い言葉。

今までの ”心の学び” を通して、自分を労い、自分に優しくしてきたつもりだったけど・・・

まだ、こんな ”言霊” があったなんて・・・

その「魂」の力強さに、思わず腰が引けてしまったところを、その”魂さん”は、自分を抱きしめた。

「あなたの魂の目的は、人類を目覚めさせること。小さい頃から家族を支えてきたのは、世界を支えられることを証明するため。」

・・・暖かな「何か」が、自分に宿った気がした。

そして「魂の目的」は、ネクストステージへと、その軸をシフトする。

その”熱”に共鳴した「愛」が、ガッチリとそれらを囲み、調和していく。

そして「お金」を引き寄せた「愛」は、こう言った。

「お金は愛の、息子である」。

なんて素敵な、”名言” だろうか!!

確かに「お金」というのは、愛を持って自分の価値を提供したときに生まれる「愛の息子」と言っていいものだ・・・

そんな自分を取り囲む、新たなエネルギーフローの ”場” に、「愛の息子」が降り注ぐイメージをしてみると。

・・・そこには、共に「愛」もまた同時に対流を起こし、360度、全土に放射していくイメージが広がった。

これが自分の向かうエネルギー、ネクストステージなのだろうか・・・

・・・そんな余韻を残し、この ”実験” は幕を閉じた。

協力頂いた皆さんには感謝するばかりだ。

 

 

愛のもつれ、愛のゆくえ

今回はまた、上記のような”概念”ではなく”家族” そのものを(代役を立てて)布置し、そのなかで

起きていた「未完了の感情」などを掘り起こしていくライヴセッションも行われた。

それはまさに、クライアントにとって「愛のゆくえ」と「愛のもつれ」を見に行く ”心の旅” 。

・・・そんなライヴセッションは自分にとって、偶然にも自分の先程のセッションに共通する

「アダルトチルドレン」というテーマを見出すものとなった。

ACに起きていたこと、そしてACを取り巻く家族に起きていたこと。

ACが生まれる背景として言われるのが、いわゆる「機能不全家族」というものだけれど、

その正体はおそらく、「愛の機能不全」なのだ、と感じた。

そしてそれは「機能の不全」なのであって 「愛そのものが存在しなかった」のとは、違うものを感じた。

その親の、その家族の「愛の無さ」”に見えていた” もの。それは、もしかしたら・・・

その親が、家族が・・・そのまた親や家族から「”愛の無さ”という”毒”を引き受けた」がゆえのものだった、かもしれないのだ。

誰かのために「愛の無さ」という ”毒”を飲み、その誰かから「愛のない人」を引き継ぐことが

その ”愛のない人” にとっての「愛」だったかもしれないのだ。

その人の「愛の無さ」も、何らかの愛だったのかもしれない。

・・・もしそうだとしたら、人の愛というのは非常に複雑にもつれ、行方をくらませているものだ。

そして「大いなる意図」というのは、そんな家族のところに・・・ACを送り込む。

それはもしかしたら、その人が「その愛に気づき、愛の種となれる人」だからなのかもしれない。

実際、このライヴセッションのクライアントは、その家族のなかで「愛の塊」だった。

しかしながら・・・

その「大人をやってしまう子ども」は「自分が大人ではなく、子どもである」という事実への判断力を失う・・・なぜなら、子どもだから。

その「自分が、愛のかたまりのような人である」ことを見失うほどに、夢中でその家族のなかで奮闘してしまう・・・なぜなら、子どもだから。

だからこそ今、大人になった自分が、もう一度「あの時」へと、”心の旅” をして。

・・・あの時の自分と、繋がり直す。

あの時の「自分の愛」と、そして「自分の周りの愛」と、繋がり直す。

そうして、これまで以上にハートを開いていくことは、やがて「魂の目的」=ミッションへと、つながっていくのだろう。

ハートチャクラの、学び。

それは、自我を超える第1歩と、そこから広がる愛と魂の学び。

・・・そして、導かれる「慈悲の灯明」の学びだった。

そんなLPL講座も、とうとう終盤・・・早いなぁ。

 

 

パートタイムブッダ

そんな2日間を過ごした、講座翌日の、朝。

目を覚ました瞬間、横になったまま、こんな「内なる声」が、聴こえてきた。

「これまでの自分を・・・誇っても、いい。」

・・・その声を聴いた瞬間、自分の片側の目から涙がこぼれ落ちた。

なんだろう、これ・・・

そしてもうひとつの ”声” が聴こえる・・・

「自分の ”気づき” のスピードに、自分自身が追いつけていなくて、なんだか体がクタクタだ。」

その声とともに、今度はもう片方の目から涙がこぼれる。

あくびの涙とは、明らかに違う感じで。

そして、何かの「感情が動いた」感じがして。

・・・講座1日目で聴いた、Part-time Buddha からのメッセージだったのだろうか。

とても不思議な体験だった。

 

よっちゃんのブログより(Kozmik Lodge@人生の一時停泊所 よっちゃん)


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投稿者プロフィール

岡部明美
岡部明美
心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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