自分を変えたい。 人生を変えたい。でも、、、

自分を変えたい。 人生を変えたい。でも、、、

考えても考えても答えが見つからない時

考えても考えても答が見つからないとき・・・

解決の糸口を見つけたくて、どれだけの本を読んでも、絹糸一本ほどの糸口さえ見つからないとき・・・

自分のためを思って言ってくれるあたたかな助言をうれしいとは思っても、心の深い部分には少しも響いてこないとき・・・

それは、自分が求めている答は“自分の中にしかありませんよ”というメッセージ。

「自分の実感から遠ざからないで。自分の内側で起こっていることに意識を傾けてみて」

「知識や助言や指導を求める自分を一度横において、ありのままの自分にきちんと向きあってごらん。探し求めていた答が、現実を受け入れた向こう側に見えてくるよ」

「見ること、感じること、聴くこと、味わうこと、ただ素直に、まっすぐに、そのままに」

『もどっておいで私の元気!』(岡部明美著・善文社)より

 

 

怒りと後悔と自己嫌悪と惨めさ

昔、昔、恋愛で悩みまくっていた頃は、占いジプシーをやっていました。

そして「どうやったらうまくいくのか」

「どうやったら悪化した関係性を修復できるのか」

「どうやったら幸せになれるのか」

ということを書いてある本を読み漁りました。

でも事態は一向に改善されず、悩み、苦しみはずっと続きました。

それどころかどんどんひどくなって最後は修羅場まで行きました。

そして怒りと後悔と自己嫌悪と惨めさに打ちのめされて、破局しました。

苦い思いをその後何年も引きずりました。

 

仕事に行き詰まる

仕事が全く面白くなくなり、会社に行こうとしても布団から起き上がれなくなりました、ある日突然。

夜、寝ようとしても、寝つかれず、朝まで目がランランの日々でした。

頭の中で思考がグルグルし始めると、自分では止めることができなくなりました。

「自分が本当にやりたい仕事はこれなのか?」

「この毎日が、この人生が、この先もずっと続くのか?」

と思ったら心底ゾッとしました。

「天職・適職探し」の本や、「人生の変え方」や「成功法則」の本などを読み漁り、

自己啓発セミナーなどに参加したりしましたが、その時は変われそうな気になるのですが、

時が経つとまたいつものパターンの繰り返しでした。

今ではわかります。恋愛同様、仕事や人生を変える方法も

同じように「外側」にばかり答えやヒント、解決や救いを求めていたのです。

 

「どうやったら?」のタラ幻想

魚の三枚おろしのやり方、岩牡蠣の殻の剥き方など、形あるモノの世界であれば、

「こうすれば失敗せずにうまくいく」

というのが確かにあります。

しかし、心の世界や、人間関係や人生に起きてくる問題に関してもいつも他者に

「どうやったら?」

「どうやって?」

と聞く姿勢は、自分の人生の「問題」の「答」を知っているのは、

他人や専門家であるということを信じているということなのです。

自分の感じ方、自分の中にある知恵や賢さ、判断力、決断力、意志の力などを全然信じてあげていないということなのです。

手取り早くうまくいく方法、最短で人生を好転させる「方法」を人は外の世界に求めがちです。

でも、「自転車の乗り方」の本を何十回読んでも自転車に乗れるようにはなりません。

自分で自転車に乗り、何度も転び、膝小僧を擦りむいて、血を出しながら、自転車の乗り方を体が覚えます。

一度自転車に乗れるようになったら、もう二度と自転車に乗れなかった自分には戻りません。

「どうやって?」「どうやったら?」という質問は、

少なくとも心の世界や、人との関係性、自分の在り方、生き方など、人生そのものに関わるテーマの場合は、

そもそも「問いの立て方」が逆なのです。

問いを立てるのは自分の内側です。

「どう在ったら」「どう在ることが」「どう生きることが」

自分を幸せにするのか?

という「内側に立てる問い」が、人生を導いてくれる「道標」になります。

それを信頼できてこそ自己信頼が育つのです。

「方法論」(やり方)や「Doing」(行為・行動)がわかれば、

全ての人生の問題は解決できる、うまくいくというのは、

自分の人生の問題の解決法として多くの人が共有する「共同幻想」です。

共同幻想とは、どこかに「正解」があって、その通りにやればうまくいくと信じているということです。

「うまくやっている人の真似をすれば、自分もうまくいく」

と信じているということです。

なので本屋さんには次から次へハウツー本が並ぶわけです。

これは、一度も転ばずに、怪我も絶対せず、血も流さずに、

一発で自転車に乗る方法を人生にも求めているということです。

人生を本当に変えようと思ったら、真実がどこにあるのかを知りたかったら、

「意識のベクトル」を内側に向けることから、

「感じる世界」を取り戻すことからです。

 

意識のベクトルの向け方が逆

私がこのブログで書いていることの半分以上は、

まさに「自分を変えたい」「人生を変えたい」「でも、、、」

という方に向けて書いています。

拙著3冊もこのテーマに対して、私自身が向き合ったきたことや取り組んできたことを書いてきました。

意識のベクトルの向け方が逆だったのか!

と気づいた時から、内側のプロセスが動き出しました。

内側のプロセスが動き出すということが、

あれほど「自分を変えたい」「人生を変えたい」

と思っていたプロセスが動き出すことだったのです。

 

スピリチュアル難民

1990年代半ば頃から、いわゆる精神世界ブームが日本中に広がり始めました。

最近はスピリチュアルという呼び名ですが、量子物理学への関心と共に、

非科学的なものは信じないという左脳系男子までが、目に見えないエネルギーの世界、波動、気、意識の世界に関心を寄せる人が増えています。

私も一時期はかなりはまり、お空のことばかりに意識が向いていましたが、今は地上に降りて、大地の上で生きることに腹が座っています。

目に見える世界も目に見えない世界も玉石混交です。

今回のブログのテーマに即して言えば、自分の問題に直面することなく、精神世界に癒しと救いと答えを求める人がはまる罠があります。

スピリチュアルな教えが新たな観念となり、わかったつもりになってしまうこと。

スピリチュアルな世界にいる時だけは心穏やかにいられるけれど、日常生活では相変わらず問題が山積みであること。

今までと同じように「答」を外側に求めてしまう人は、この苦しみを救ってくれる最後の砦は、非二元(ノンデュアリティ)の教えだ!

とばかりに飛びついている人や、グルウオッチングを重ねている人も少なくありません。

そういう人は、外側の権威に依存していく可能性もあります。

いわゆる「スピリチュアル難民」とか「お花畑スピ」と呼ばれている人たちです。

心の成長には段階があります。小学校の学びをせずにいきなり大学院の学びには無理があります。

少なくともたった5%の顕在意識には、人生で繰り返している、うまくいかない人生パターンを変える力はありません。

なぜなら人を変え、環境を変えても繰り返し起きてくる人生の不具合は、

自分でも全くわからない95%の潜在意識(無意識)の中にある

プログラミング(人生を駆動させている初期設定のOS)が発動し続けているからです。

心の仕組みを学び、潜在意識、無意識の世界に働きかけていくことが人生を変容させていく鍵なのです。

 

執着が苦悩を作り出している

私自身、かつては、この苦しい関係性をなんとかしたいと思いながら実は、

相手を変えようとしていました。

相手がいつか変わってくれるんじゃないかと思っていました。

自分のエゴの欲求と恐れに振り回され、

これまでの自分や楽しかった頃の思い出に

ただ執着しているだけでした。

いろんな意味で執着が苦悩を作りだすのだということが今はわかります。

仕事も同じ。今までの価値観や、やり方、うまくいっていた頃、

自分が頑張って築きあげたもの、

手に入れたものに執着し、

掴んだものを手離さないまま、新しいステージに行こうとしていたのです。

終わりにしなければ、始まらない。

手放さなければ、
入ってこない。

そんな言葉は百も承知でしたが、

実際に人生の大きな転換期、ターニングポイントにぶち当たってしまった時は抵抗しまくりでした。

でも、どんなに抵抗しようが逃げ切れませんでした。

人生が差し出してくれるものは、その時にはいつも地獄のような様相のものでしたが、

それが実は大いなる存在からの「贈り物」だったのです。

なので今はもう「あの頃」が「前世」のような感覚です。

ほんとによくあんなことやってたね、自分という感覚です。

人生を大きく転換させ、新しいステージに行った人は、

後になってから異口同音に皆さん同じセリフを言って笑いますが。

渦中はみんなのたうちまわるような痛みの経験をしてきた人たちです。私も含め。

 

本当の「NO!」「YES!」「Will!」

もちろん外側からの援助や指導やサポートのお陰で救われることも助かることもたくさんあります。

私もたくさんの人から励ましや承認や援助があったおかげで

勇気を出して自分の道を歩き出すことができました。

それでも一番大切なことは自分の中にあった

本当の「NO!」と

本当の「YES!」と

本当の「Will」に

気づくことでした。

「どうやったら?」と他人に尋ね、権威とパワーを相手に渡すことではありませんでした。

「本当はどうしたいんですか?」と人に尋ねられることより、

自分の内側に「本当はどうしたいの?」と聴き、その本当の望みや願いを自分のために叶えてあげることの方がずっと大切なことだったのです。

そしてそれを表現して生きること、行動に移すこと、形にすることを誰よりも自分が応援すると決めたのです。

そのために自分を制限したり、否定したりしてきた思い込み、囚われに一つひとつ気づいては手放してきました。

そして、忘れていた自分、置き去りにしてきた自分、人生で一度も表現されることのなかった自分のかけらにたくさん出会い、抱きしめてあげました。

私の場合、これだけでも人生は大きく動き出し、自分のミッションにも出会えました。

もちろん時間はかかりましたし、途中幾度も自信をなくし、挫折し、動けなくなってしまったこともありました。

でも全てのプロセスは完璧でした。

援助の仕事、心理職を生業とするようになってからは、1万人以上の人の人生の悩み苦しみ、葛藤に触れるようになり、

しだいに私は自分の人生だけでなく、そもそもなぜ人は、時間のあるこの三次元の世界に「肉体」という制限を持って

はるばるやってくるのだろうと思うようになりました。

その視線と視座が私の意識を大きく拡張してくれました。

 

精神の荒野を生き抜いてきた人はみな

それはきっと、この三次元の世界の「身体」を通して、

一つひとつ順番に、その時には、そのことだけを体験するために時間があるのでしょう。

文字通り、体とは、「体験する」ための道具、 ツールです。

体があるということは、同時にふたつの体験はできません。

違う場所には同時にいられません。

体があるからこそ「今・ここ」での体験に集中し、

そこから私たちはかけがえのないものを味わい、大切なことにも気づけるわけです。

時間は幻想であるというけれど、 この星の「社会的時間」という制約の中で生きている、

私たちの「いま・この時」しか味わうことができない貴重な体験を私は大事にしたいと思うのです。

せっかく生まれたのですから。

人類始まって以来の時代の大転換期に

こんなに美しい星「地球」に、

この私として生まれたのですから。

時間は、身体があるからこそ意味をもちます。

時間のある世界だからこそ、順番に体験してきたことがすべて生かされ、

その体験がその人の血となり肉となっていくのですから。

今、自分がとても幸せで、満たされていて、自由であることを謳歌している人のほとんどは、

過去の時間の中で、相当の苦しみや嘆きや悲しみを体験してきています。

私は、そんな「精神の荒野.」「生の蹉跌」を一生懸命に生きてきた人をとてもいとおしく感じます。

どれだけ歯を食いしばってがんばってき たのだろう。

どれだけ一人で泣いてきたことだろう。

どれだけ胸が引き裂かれるような痛みをこらえて生きてきたのだろう。

しかし、 そんな「精神の荒野」を生き抜いて来た人はみな、歳月を経て、

「あの体験があったからこそ、今の自分がいる」と異口同音に言います。

時間のもつ意味、体 という「体験の 器」をもって生まれてきた意味は、

苦を、生のもたらす「恵み」や「実り」へと変容させることにあるのでしょう。

時間は、その時に眩い光、輝きとなってその人の人生を照らしだすのです。

今輝いて生きている人の光とは、その輝きです

 

自己変容のマスターキー

対人援助職の仕事を始めて今年でもう25年になります。

ワークショップやLPL養成講座(前身はカウンセラー&セラピスト養成講座)の受講生の中で

人生の転換期を超えて、次のステージに進み、その後の人生が大きく変容していった人たちに共通するものは何だろうと観察して見えてきたものがあります。それはー

(1)
意識のべクトルを自己の内側に向け始め、「内なる声」を聴くようになったこと。
内なる声とは、自分の中に本当はあった感情と、その感情の奧にあった本当の欲求や願いを知り、その声に従って生きるようになったこと。つまり「自分軸」になったということです。

(2)
自分を制限したり、否定していた「囚われ」に気づき、その囚われから自分を解放していったこと。
特に「コア・ビリーフ」(否定的な自己定義)からの解放が起き、「コア・エッセンス」(本質的な魅力や才能」が開花していったこと。

(3)
自分の問題に直面する勇気。
相手や周りを変えるのではなく、自分の成長に取り組んだこと。
自分の感情的な自動反応や苦しみの原因を相手のせい、人のせい、環境のせい、運命のせいにしなくなったこと。

(4)
自分の「インナーチャイルド」(傷ついた内なる子ども)を癒すことで、過去をちゃんと過去に置き、今ここを全面的に生きられるようになったこと。

(5)
「自己犠牲」や「被害者」の人生、「いい子・いい人」の人生をやめて、自己の本質に目覚め、自分の魂が本当に歓ぶ生き方を選択するようになったこと。

(6)
自分の本当の欲求や今、自分が感じていることに正直になり、光も闇も含めて、 丸ごとの自分にOKを出すようになったこと。

(7)
「恐れ」ではなく、「愛」を選択するようになったこと。「無意識」的な生き方から、 「意識的」な選択ができるようになったこと。

(8)
手放すこと。降りること。信じること。決めること。 ジャンプすること。表現すること、発信すること、行動することーこれらを勇気を出しておこなったこと。

(9)
「感じるカ」ー感性や直観を取り戻し、 人生の舵を切る時に「感性のセンサー」を信頼するようになったこと。

(10)
人生の大きな流れに身を委ねて、 「プロセスを信頼」するようになったこと。本当の自分につながり、内側を整えていくと外側にある人生の状況も「自然」に、「いつのまにか」変わっていくことを体験的に理解していったこと。

このように意識が変わると、在り方が変わります。

在り方が変わると出会う人の質が変わります。

その出会いがまた新しい出会いを生み、次の人生の扉が開くのです。

一見すると、 不運、 不幸な出来事、耐え難い苦しみ、焦燥感や不安感、悲しみなど、

決して心地よくない感情や出来事は、実はその後の人生を″大きく変容させる種子”を内包しているのです。

これまで歩いてきた「道の喪失」の体験は、

その後の人生の質的転換を促してくれる鍵を握っています。

鍵を見つけ、 人生の新しい扉を開けるのはあなた自身です。

鍵の在り処も、扉を開ける時も、最善の「場所・人・時」が用意されています。

あなたが本気でそれを求めている限りー。

♦︎関連ブログ

・「感性が自分を目的地まで導いてくれる」

人生の暗号解読の鍵

 

 

《岡部明美&大塚あやこ》W講師・ファシリテーターによる

【東京3daysワークショップ】

■2020年7月3日(金)~5日(日)(宿泊か通いかを選べます)

■会場:ホテルグランドパレス(九段下)

■テーマ:人生の転換期を超えて、ネクストステージへ

◆お問い合わせ、お申し込み

東京3daysワークショップ

■大塚あやこさんのブログもぜひご覧ください。このワークショップがどういうものかがとてもよくわかるブログです。

●「正解幻想」から醒めて自分の感性を信じる。それを「自信」という

● 「手放す」というより「手が離れる」その時、転換が起こる

 

(注)岡部明美のオープンワークショップは年内はこの東京ワークショップのみです。

 


 

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個人セッション・ワークショップ・LPL養成講座情報

●岡部明美のワークショップ・LPL養成講座

http://www.okabeakemi.com

 

●岡部の個人セッションは年内お休みです。

 

●LPL養成講座の認定カウンセラー・セラピストがオンライン個人セッションをしています。お勧めです。

オンライン個人セッション可能な認定セラピスト紹介ページ

 


書籍&CDのお知らせ

 

●拙著2冊以上をご希望される方は、定価の2割引き、郵送費当方負担でお送りいたします。

●お申込み(お名前・ご住所・電話・メルアド・本のタイトル・冊数を書いて下記にお送りください)

3daysbook@okabeakemi.com

 

『私に帰る旅』
(学芸みらい社)


角川学芸出版から刊行された本書が、
装幀も新たに学芸みらい社から刊行されました。
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『約束された道』
(学芸みらい社)


2017年6月刊行と同時に増刷。
2018年4月第3刷決定。
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『もどっておいで私の元気!』
( 善文社)


1996年5月刊行から24年間のロングセラー。第12刷。
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『いのちの花』
(CD)


¥2,000
CDは講演会、ワークショップ等で販売しています。必要な方は、Facebookのメッセンジャーにご連絡下さい。

 

投稿者プロフィール

岡部明美
岡部明美
心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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