「地の時代」から「風の時代」って何?   〜自我(エゴ)に支配された社会から、愛に基づく社会、霊性を高めていく社会へ〜

「地の時代」から「風の時代」って何? 〜自我(エゴ)に支配された社会から、愛に基づく社会、霊性を高めていく社会へ〜

「地の時代」から「風の時代」へ

「地の時代」から
「風の時代」へ

「グレート・コンジャンクション」

「ティール組織」

「SDGs」

「マインドフルネス」

「縄文」

「霊性」

「アセンション」

「ノンデュアリティ」

「ガイアの意識」

「クオンタムリープ」

「インディゴチルドレン」

「クリスタルチルドレン」

「レインボーチルドレン」

これらの言葉、知っている人は、大概、全部知っている。

知らない人は、全然知らない。

あたり前だけど。

知っている人は、これらの意味や価値観や方向性が、みんな新しい時代の意識、

一つの流れであることに気づいている。

全然知らないという人は、

「なんじゃソレ?なんか怪しげなスピ系の話か?」

と思うかもしれないけれど、ちょっとだけ興味を持って見てみると

混迷した時代の新しい地平が見えてくるかもしれない。

身近な例で言っても、

全く新しい感性をまとって生まれてきた子どもたちや

その感性をあるがままに生きている若者たちが出現していることをうすうす感じているかもしれない。

新しい時代の風が吹き始めています。

濁流に飲み込まれてそのまま流されてしまうのか、

新しい風に吹かれてみるのか、、、

 

ウイルスを前にした人間は、みんな同じ命です

宇宙のバイオリズムや天体の法則は、私たちの人生や、私たちが生きる社会に影響を与えていますが、

前述した世界の潮流の変化と天体の動きが類似しています。

新しい秩序が個人の人生に生まれようとしている時は

古い秩序、自分が慣れ親しんんできたパターンが壊れていくので

古い自我の抵抗が起きてきます。エッジに立ちます。

それと同じように古い世界の秩序が壊れて新しい秩序が世界に生まれ始めると

古い世界を牛耳っていた勢力がものすごい勢いで潰しにかかります。

今起きているコロナ現象を私はそういう視点で見ています。

ページをめくるように時代が変わり始めています。

「地の時代」から「風の時代」へ

「グレートコンジャンクション」

なんて初めて聞いたという人は下記をご覧になってください。

地の時代から風の時代へ。水瓶座的思考を具体的に挙げます!

私的には文中の下記の部分に共感します。

風の時代とは水瓶座的世界

水瓶座的世界は、1人1人の個性や能力、人権が尊重される世界、

国籍や年齢、性別、すべてを超えてみんな同じ人間であることを理解し、

国境を越えて手を取り合う世界だと思います。

人間である限り、みんな対等な存在であることを知る。

コロナウイルスを前に、それがハッキリしましたね。

ウイルスを前にした人間は、みんな同じ命です。

偉いから罹らない保証はありません。

差別はきっと時代遅れなものになります。

そうならないと、時代に即した形へ変われません。

性差も重要ではなくなっていきます。

水瓶座は友情、博愛のハウスでもあるからです。

恋愛は男女間のもの、その固定観念ももっと外れていきます。

仕事も「横のつながり」が重要になっていきます。

上司の命令は絶対!

ルールは守るもの!

これはとても山羊座的ですが、縦の関係がなくなっていくはずです。

リーダーやトップ、社長、上司は今後も同じようにいるかもしれませんが、

それは絶対的な存在ではなく、もっと身近で仲良くできるものになっていきます。

人権が守られ、仕事にもフレキシブルな雰囲気が漂っていくでしょう。副業は進んでいきそうですね。

 

必然的に辿り着く意識の次元

新しい時代の風とは、

物質文明から精神文明へ

理性の時代から感性の時代へ

縦型社会から横型社会へ

全体主義、同調圧力の社会から個性の時代へ

男性原理の社会から女性性を生かした社会へ

自我(エゴ)に支配された社会から、愛に基づく社会、霊性を高めていく社会へ

という流れになっていることがわかります。

心、魂、神、霊性、愛などといった分野について語っている人たちのことを一括りに「宗教の人?」

などという反応してしまうのは、すでに時代遅れになりはじめているのです。

人間のほんとうの幸せとは何か?

自分の人生のほんとうの豊かさ、

この社会のほんとうの豊かさとは何か?

人間の本質とは何か?

私は誰か?

という「実存への問い」「人生への問い」をもって生きている人が

必然的に辿り着く意識の次元が立ち現れはじめているのです。

こうしたことはこれまで一部の人たちの興味、関心の領域でしたが、

精神文明への意識の流れの中で、

それが多くの人たちに共有されれはじめていることが、新しい時代の感性です。

私のブログのテーマの半分以上はその視点から書かれています。

個人の人生の変容と社会の価値観の変容は互いにリンクしていますから。

「地の時代」から「風の時代」へという

天体の法則から見た世界の構造的変化と

個人の意識の変化がつながっていることもわかるでしょう。

 

コントロールしようとすればするほどうまくいかない人たち

親から見て「扱いづらい子」「何を考えているのかよくわからない子」「よその子とあまりに違い過ぎて、これで社会に出てやっていけるのだろうか?」と心配な子がいると思います。

「クリスタルチルドレン」「レインボーチルドレン」かもしれません。

新しい時代の感性を身に纏って生まれれてきた子どもたち、若者たちです。

「インディゴチルドレン」に続く子ども、若者たちです。

若い世代の中でも特にあるタイプの人たちの価値観や行動が理解できず、どう「人材育成」していいかわからないという場合。

エニアグラムで言うと「タイプ4、5、9」の「遊離タイプ」の人たちにそのような思いを抱いている人は、トップダウン経営をされてきた人でしょう。

コントロールしようとすればするほどうまくいかない人たちです。

実は彼らは、コントロールしようとする側の固定観念、古い考え方の枠組みを壊してくれる人たちです。

「地の時代」から「風の時代」に大きく価値観が変わって行きます。

世界が混沌としています。しかし混沌=カオスは、新しい秩序を模索する生命エネルギーですから、

どんな世界に生まれ変わろうとしているのかという視点で今起きている一見負の現象を洞察すると新しい潮流が見えてくるでしょう。

 

新しい時代の風を身に纏って颯爽と登場した藤井風くん

ファーストアルバムがいきなり音楽チャート1位になった藤井風くん(23歳)は、

インタビューに答えている雰囲気やライフスタイルそのものがクリスタルチルドレンだろうなあと感じさせます。

コロナパンデミックの世相の中で彗星の如くデビューした風君は、まさに新しい時代の風を運んできたアーティストだと思います。

メジャーデビューという世界では彗星の如く現れたように見える藤井風くんですが

実は小学校高学年の頃からYouTubeにピアノ演奏と歌を次から次へと投稿していました。

その投稿数も半端ではありません。

それらが共感と称賛を呼び、ついにはメジャー音楽から声がかかったわけです。

「NHKのど自慢」や「スター誕生」に出て合格して芸能界デビューなどという「山登り型自己実現」や

「思い込んだら試練の道お〜」のコンダラ棒的昭和根性論の重さや深刻さとは無縁のエネルギーです。

自分の今いる場所で、自分がほんとうにやりたいことを

自分が自分に対して全部叶えてあげるという生きるスタイルです。

自分がただ純粋に好きで、やりたくてやっていることが

結果として誰かの心に届き、誰かに喜んでもらえたり、誰かを幸せにしたり、

誰かの役に立って、自分の仕事として開花していくわけです。

風の時代は

お金のために働くのではなく

自分がやりたいから、やる!です。

愛や歓びや創造性が発動のエネルギーとなり

心が動くことが仕事となる時代となります。

横並びの、それぞれの個性を生かして生きる時代です。

好きなことを楽しくやり続けている人が、

同時に自ら軽やかに情報発信し続けています。

それをネットの中で世界中の誰かが発見している時代です。

発信者のやっていること、クリエイトしていることに

誰かが共感、共鳴して、自然発生的にファンクラブができていくスタイルが当たり前になっていますが、

その中でも藤井風君の感性と在り方と仕事の仕方は極めて今日的だなあと思うのです。

 

コロナのお陰で終わった「花の都・東京」時代

昭和であれば、夢を実現したい人は皆、東京へ、東京へと進出していったものですが、

藤井風くんは東京に行って一旗あげたいという野望などまったくなかったと言っています。

一旗あげる、という言葉自体に

「都会と田舎」「豊かさと貧しさ」という二極の世界観が表れています。

今はもう人によって何が豊かさで、何が幸せなのかという価値観が全く違います。

藤井風くんは、報道ステーションでの語り口を見ても、

主語は「ワシ」ですし、朴訥とした喋りは岡山弁丸出しです。

大ヒット曲の「Nan Nan」の歌詞は岡山弁です。

「あの時の涙はなんなん?」

「あの時の笑顔はなんじゃったん?」

ですから。昔であれば、方言は恥ずかしいもので、

皆、標準語で喋れるようになることが“脱田舎者”になることでした。

私自身、小学校高学年の時に岩手から、神奈川の学校に転校した時

東北弁をクラスメイトから笑われましたし、岩手出身であることを田舎者とからかわれました。

昭和の高度成長期は、東京に比べ地方は田舎と言われ価値が一段低いものでした。

東京一極集中、中央集権の問題が言われれて久しいですが、

今回のコロナのお陰で高度成長期に作られた「花の都・東京」のイメージは塗り変わったとも言えます。

地方の人から見ると過密都市東京はすっかり

「バイキン都市・東京」のイメージにすり変わったようですから。

これは東京一極集中から地方創生へのエネルギーに変換されるものであるかもしれません。

岡山弁丸出しの藤井風くんは、たまたま岡山の人というだけでなく

コロナパンデミック時代の日本の社会構造、意識構造の転換期に必然として現れたと言ってもいいと思います。

 

すべて与えて帰ろう、何も持たずに帰ろう

「不安な時、こわい時は、祈る。祈りが生活の中にいつもある」

「与えられるものこそ、与えられたもの」

「人に優しくされて嬉しかった時、自分は優しく在れたただろうかと振り返った時に、自分が恥ずかしくなった」

こんな言葉をさらりと言う藤井風君にとてもピュアな感性と精神性の高さを感じます。

「帰ろう」の詩など23歳の若者が書く詩だうか?と思えるほどです。

「幸せに死ぬためにはどう生きたらいいいんだろうと子どもの頃からずっと考えてきた」

という藤井風君は、死の世界への旅立ちを「帰る」ことだと歌います。

この死生観は私と同じです。

何も持たずに生まれてきて

何も持たずに帰っていく、、、

元いた場所へ、

元いた世界へ

 

《 帰ろう 》

あなたは夕日に溶けて
わたしは夜明に消えて

もう二度と 交わらないのなら
それが運命だね

あなたは灯ともして
わたしは光もとめて

怖くはない 失うものなどない
最初から何も持ってない

それじゃ それじゃ またね
少年の瞳は汚れ

5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえない

それじゃ それじゃ まるで
全部 終わったみたいだね

大間違い 先は長い 忘れないから

ああ 全て忘れて帰ろう
ああ 全て流して帰ろう

あの傷は疼けど この渇き癒えねど

もうどうでもいいの 吹き飛ばそう

さわやかな風と帰ろう
やさしく降る雨と帰ろう

憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

あなたは弱音を吐いて
わたしは未練こぼして

最後くらい 神様でいさせて
だって これじゃ人間だ

わたしのいない世界を
上から眺めていても
何一つ 変わらず回るから
少し背中が軽くなった

それじゃ それじゃ またね
国道沿い前で別れ
続く町の喧騒 後目に一人行く

ください ください ばっかで
何も あげられなかったね

生きてきた 意味なんか 分からないまま

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう

与えられるものこそ 与えられたもの

ありがとう、って胸をはろう
待ってるからさ、もう帰ろう
幸せ絶えぬ場所、帰ろう

去り際の時に 何が持っていけるの

一つ一つ 荷物 手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

あぁ今日からどう生きてこう

 

 

最初から一人で世界に向けて窓を開け続けている人

Facebookで繋がっている医師の稲葉俊郎さんが、藤井風君について投稿していたものに大いに共感しました。

(稲葉俊郎さんのFacebookより)

藤井風さんのような存在を見ていると、新しい感性をあらゆるレイヤーで持つ人こそが、

新しい時代を切り開いていくなぁ、と改めて。とても霊性の高い人だ。

【報道ステーション特集】
藤井風さんコロナ禍で共感…死生観(2020年9月22日)

新型コロナによる緊急事態宣言が出ていた5月、

新人アーティスト藤井風さん(23)の1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」(常に助け決して傷つけない)が音楽チャート1位になりました。

音楽性の高さと歌詞の深さがネットを中心に話題になっています。がまんの毎日を送る多くの人々が共感したものは何だったのでしょうか。

これは地上波放送にインタビューを追加した完全版です。(現在視聴できません)

Fujii Kaze
https://www.youtube.com/user/harisenbonreiko

藤井風さんの1stアルバムのタイトルは、「HELP EVER HURT NEVER」(常に助け決して傷つけない)というもの。

何度聞いても深く染み入る素晴らしいアルバム。

海外のカバー曲も秀逸で鳥肌が立つ。

藤井風さんは、最初から一人で世界に向けて窓を開け続けている人なので、Youtubeでもぜひ聞いてみてほしいです。

Fujii Kaze
https://www.youtube.com/user/harisenbonreiko

 

「赦し」の境地へと至らないと、今からの時代は先に進んでいけない

「タテ糸が芸術だとすると横糸が礼節だ。その二つの交点に霊性が宿る。地上的な作品を作りたければ無礼でいいだろうが、天に評価される作品を創造したければそこに霊性が宿らなければならない」

(横尾忠則さんが三島由紀夫から言われた言葉)

稲葉俊郎さんは、藤井風くんの在り方は、

こうした言葉を体現しているような気がすると言っています。

「やはり、一番暗いところを抜けないと、回復はないと思うんです。一度出ていった人を再び受け入れるということは「赦し」です。

赦しというのは、本当に暗いところをくぐって、そこから抜け出すことによって、初めて出てくる感情だと思う。

「赦しの感覚は、善とか、悪とか、光とか、闇とか、そういう判別を越えたものです。

それを得るためには、「騎士団長」という「想念」をいったん自らの手で殺す経験が必要です。

そうすることで初めて「赦し」というものが得られるのではないかという気がします」

「赦し」という宗教的な境地に、藤井風さんはいると思うと。

単なる諦めでもなく、抑圧でもなくて。

ニーチェのいう『善悪の彼岸』へと、深い悩みと葛藤の末にたどりつき、「赦し」の境地へと至らないと、今からの時代は先に進んでいけない。

あまりにも人間社会が創り出した穴は深く闇も強大で、SDGs含め、世界市民の意識で時代を切り開いていくには、強い霊性の力が必要だから。

稲葉俊郎さんはこのように言われています。

霊性への目覚めの時代と藤井風くんの感性、音楽、在り方について書かれていた上記の文章に私は深く共感したのです。

【注:クリスタルチルドレン・レインボーチルドレン】

【相関図】インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・レインボーチルドレン

エニアグラムって何?

http://www.enneagram-japan.com/enneagram/

ブログ写真:清水友邦 『よみがえる女神』 『覚醒の真実』著者

 


 

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【岡部明美第二回ライブトーク】
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心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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