命の危機・心の危機・人生の危機

命の危機・心の危機・人生の危機


木蓮、桜、レンギョウ、パンジー、ビオラ、つつじ、さつき、薔薇、、、

この1ケ月、次々に開花して目を楽しませてくれる花々が、

散歩のひと時を豊かな時間にしてくれます。

蝶が花の蜜を吸っている姿を見るだけではっとします。

樹々の芽吹き、朝露に濡れた葉のみずみずしさ、新緑の眩いほどのエネルギーに心が癒されます。

公園のベンチに腰掛け、目を閉じていると鳥たちのさえずりが音楽のように聴こえてきます。

 

丁寧な暮らし

以前は遊歩道にあるゴリラが「意味不明だなぁ」と思っていたのに、

今日はゴリラに抱きついている少女を見ているだけで笑みがこぼれました。

今は暮らしを丁寧にやりながら、自分自身や家族の免疫力を上げる食生活やリラクゼーションを大切にしています。

自己免疫力があれば、多くの病気は体が勝手に治す方向に働いてくれるのです。

自己免疫力をインナー・ドクター(内なる医者)と呼ぶくらい、

すごい英知が命の働きの中にはあるにもかかわらず、

多くの人はあまりに医療に全面的に頼り過ぎています。

自己免疫力をあげるということがどういうことかということは、

拙著3冊に多様な角度から書いていますし、読んでおくといい本などもいくつも紹介しています。

健康に良い食や睡眠や入浴や運動や体を温めることゆるめることが大事なのは当たり前なのですが、

精神的なストレスを軽くすることもとても重要です。

不安や恐怖の波動は免疫力を極端に下げてしまうのです。

それだけではありません。「不安や恐怖」に意識をフォーカスし続けると、

不安と恐怖が現実化していきます。意識がリアリティを作っていくからです。

 

元には戻らない

さて、予想はしていましたが、緊急事態宣が延長されました。

誰もが一日でも早くこのコロナ騒動が終息してほしいと願っているでしょう。

しかし一方で、私たちはうっすらと気づいているのではないでしょうか?

2ケ月前まで続いていたあの毎日が、そっくりそのまま戻ってくることはもうないのだということに。

人生の「不可逆性」を無慈悲と思うのか、その真実を受け入れ変化の大波にダイブするのか。

今は人類史始まって以来の時代の大転換期(意識革命・経済・社会システム革命)です。

「進化の道」以外に生きられる道はないでしょう。

コロナを使って、地球が人類に緊急事態宣言を出したかのようです。

「これまで」の価値観、やり方、在り方、行動の動機、ライフスタイル、

経済成長の目的、地球環境の汚染が限界に来ていることに真正面から直面して

「社会と人生のOS」を大幅にアップグレードするほかないのではないでしょうか。

 

分離の痛み

私達は通常「問題」が起きると「解決」の方法を考えることで頭がいっぱいになりますが、

問題とは、文字通り、「問われている」わけです。

「お題」をいただいたということです。人生から。地球から。宇宙から。

お題=課題をスルーしてしまうと、今度は違った形でまたお題を突きつけられます、それは、個人も社会も同じです。

2000年になってからのこの20年間、日本で、世界で起きている問題のスケールがどんどん大きくなっていることがその証左です。

古いパラダイムから新しいパラダイムに移行するために、敢えてここまでの「分離の痛み」を私達に体験させてまで

人と人が助け合って、信じ合って生きる愛と平和への道、

すべての生きとし生けるものたちが共に生きられる社会への道を歩ませようとしているように思えます。大自然の法則が、時代の大きな流れが。

 

目覚めた意識

私はコロナよりもこの「恐怖ウイルス」の世界的な蔓延こそ危惧しています。

そして人々に不安や恐怖を植え付けて、

大衆を支配・コントロール・監視するシステムが水面下で巧妙に進んでいることも感じています。

それらの闇のエネルギーに取り込まれずにいる理性、目覚めた意識が今とても必要だと感じています。

今起きていることは人類の集合意識の暗黒面(自我のシャドウ)が炙り出されているのだという認識を持っています。

だからこそ今意識の目覚めが必要なのです。

 

不安と緊張が渦巻く日々

しかしながら現実問題、新型コロナウイルスによる「命の危機」「心の危機」「経済の危機」「人生の危機」の全てが切迫し、

とてもストレスフルな状況が続いていることは確かです。

不安と緊張が渦巻く日々の中で精神的にとてもナーバスになっている方、

家族や職場で色々問題が噴出している方も少なくありません。

これまでは波風立てたくなくて我慢してきた関係性も、この非常時がきっかけとなり、

今まで見ないようにしていた問題が浮上してきて苦しんでいる方もいらっしゃいます。

 

未知なる可能性に開かれている時

時代の大きな変化の中で自分の仕事や生き方そのものに迷いが起きている人もいるでしょう。

危機とは、実は、「危険」のように見える「好機」です。大きく変われる時であり、未知なる可能性に開かれている時です。

それは個人も組織も社会も同じです。

「コロナのせいで」から「コロナのおかげで」に視点が変わった時に「問題」は「ギフト」に変わります。

このコロナ騒動がなかったら気づけなかったことや、手放せなかったこと、味わえなかったこと、

めんどくさくて手をつけなかったこと、こんなこと自分がやることじゃないでしょうと思っていたこと、

腰が引けていて挑戦できなかったことなどありませんか。

「問題の下には必ずギフトがあります」

「あらゆる問題は魂のウェイクアップコール」です。

「陰陽の法則」は起きてくる「現象」全てに当てはまります。

ここまで「陰が極まれば」「陽に転ずる」きっかけになることも必ず起きてきます。

 

もう無理、もう限界

だから、今がどれほど苦しくてもあきらめないでください。

今までだってたくさんの「もう無理」「もう限界」「もうダメだ」といった大きな壁にぶつかってきたことがあったのではないでしょうか。

でもそのいくつもの壁を乗り越えてきたからこそ、今こうして生きている自分がいるのですよね。

私も、何度も何度も大きな壁にぶつかってきました。

そのおかげでちょっとやそっとのことではブレなくなりました。

この世相の中にいても不思議に心は静けさの中にいます。

 

玉石混交の情報

今も外側からは、玉石混交の情報が次から次へ入ってきますが、

いまはまだ何が本当の「玉」で、何が「石」なのかわからないですよね。

玉のように見せかけた石もありそうだし、石にしか見えなかった玉もありそうだし。

この現象を多角的に見る上で外側くる情報は一旦は受け止めても全部を鵜呑みにはしない。

どんな情報であろうが、相手や状況や環境がどうであれ、

一番大切なことは、「自分が今何を感じているのか、どう感じているか」に気づくこと。

その上で、

「じゃあ、自分はどうする?」「どうしたい? 」「どう在りたい?」「どんな人生を、どんな世界を創造したい?」

という内なる声を聴いて、それを自分に叶えてあげることだと思っています。

 

決して一人じゃなかった

私がなんで大きな壁をいくつも乗り越えて来られたかと言うと、

決して一人じゃなかったから。

誰かが私を信じて見守ってくれたから。

誰かが優しさという力を貸してくれたり、心から私を応援してくれたから。

誰かが、その時のしんどくて泣きそうな私を支えてくれて、心から寄り添ってくれたから。

そして、私も決して無力ではなかったから。

人生には、小さな自分を超えた、何か偉大なる力が働いているらしいことに気づき、

その大きな力に導かれている、新しい人生の地平があるということを信じられたから。

 

それでも今はただただしんどい

それでも今は、ただただしんどくて、不安で、ひとりぼっちのように感じて、

未来に何の希望も持てないと感じている方は、ぜひ心の専門家に相談してみてください。

岡部明美LPL養成講座の認定セラピストが、このコロナによる社会状況を考え、オンラインの個人セッションを始めています。

心からあなたに寄り添ってくれるLPL認定カウンセラー・セラピスト達です。

なぜか美人揃いです。自分に向き合い、心のクリーニングとクリアリングをして、自分のミッションに気づいた人は内側から輝き始めるのですよね。

かつて能面、今イケメン風になったおじさんも一人います、

私のHPに各認定セラピストのプロフィールやセッション内容が書かれていますのでピンときた人にぜひ連絡を取ってみてください。

「話すこと」は「放す」ことにつながり、

「言えること」は「癒えること」につながります。

「腹をたてること」は、「腹をくくること」につながります。

「飛行機は、逆風に向かって飛び立つのです」

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🌷岡部明美ブログ

個人も社会も進化のプロセスが劇的に加速するプロセスで起きてくる事象は同じです。そんな過去ブログ。

「人生のデッドゾーンを超えて」

●2021年・14期LPL養成講座

 


 

 

岡部明美公式サイト

 

「ワークショップ」「個人セッション」「LPL養成講座」の情報はこちらをご覧ください。

http://www.okabeakemi.com

 


書籍&CDのお知らせ

 

『私に帰る旅』
(学芸みらい社)


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『約束された道』
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2018年4月第3刷決定。
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『いのちの花』
(CD)


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投稿者プロフィール

岡部明美
岡部明美
心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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