宮古島・沖縄〜旅の徒然つれづれ

宮古島・沖縄〜旅の徒然つれづれ

 

大学時代の友人と沖縄本島と離島の旅を年1回楽しんでいる。

去年は、西表島と竹富島。

両方とも島の個性が全く違い、それぞれに味わい深く、いい島旅だった。

気のおけない友人3人での女子旅は、本当に楽しい。

 

 

今年は、宮古島3泊、沖縄本島1泊。計4泊5日の旅。

初日と2日目が雨と曇りだったため、あの「宮古ブルー」と言われる、

青、蒼、碧色の海のグラデュエーションと、

サンゴ礁の海や白砂の美しさを満喫できたのは、3日目だった。

 

 

この空の青さ、海の青さの美しさに、ただただ感動する。息を飲むような美しさだ。

地球は、青い「水の惑星」と言われるけれど、

空と海が一つに溶け合っていてどこにも境がないような光景に出会うたびに、

自分がこの水の惑星、地球に生まれ、生かされている幸せをしみじみ感じる。

 

 

宮古島で私たちが宿泊したのは、

シギラベイサイド スイート アラマンダ

ここは全室スイート。お部屋が広くて心地いい。

私たちが泊まったのはメゾネットタイプで、露天のジャグジーと室内のバスルーム付き。

3人での宿泊というと大抵は、一人分はソファーベッドなのだが、今回は初めて、2フロアー、4ベッドだった。とても快適。

広大な敷地の中には何種類ものタイプの違う棟が建ち、

ブーゲンビリア他、色とりどりの南国の花々が咲き乱れている。

 

 

私たちの宿泊した部屋は、もちろんオーシャンビューを予約したのだが、

窓からは工事中の建築物が見えてちょっとがっかり。(この写真の左側に工事中の建築物が見えるのだ)

申し込み時に予約係がそのことを教えてくれたら、他の棟に変えてもらったのになあ。

それ以外はとても心地いい風景だった。

右手にはかわいらしいガーデン・チャペルが見える。

ここで結婚式をあげて、新婚旅行は宮古島リゾートライフなのだろう。

なかなか良さげ。帰ったら息子に教えてあげよう。まだ全然気配もないけれど。

 

 

広大な敷地内の棟にはラグーンがあってウミガメが泳いでいる場所もある。

 

 

3日目は、やっと快晴。レンタカーで、

「来間(くりま)大橋」を駆け抜ける。

宮古島と来間島を結ぶ1690mの曲線の美しい橋だ。

 

 

こちらは、「伊良部(いらぶ)大橋」

宮古島と伊良部島を結ぶ全長3540mの橋。

海のあまりの美しさにヒャッホーと叫ぶ!!(^。^)

 

 

宮古島の夕陽ビューポイントの一つ「砂山」は、

このユニークな形をした岩が有名。

岩の下の穴が日陰になり心地いい。

この岩が絵になるので、ここで写真を撮る人が多い。

 

 

与那覇前浜は、7㎞にわたって続く東洋一美しいと謳われるビーチ。

宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島で、山もなく平らで見晴らしがいい。

川もないため汚れた生活用水が海に流れない。

そのため海が信じられないような透明度の美しさなのだ。

島時間というのだろうか、時間がゆったりと流れている。

いや、人がみな、時間がない世界を思い出している感じだ。

 

 

宮古島には、極彩色の熱帯魚とサンゴ礁ポイントがいくつもあるのだけれど、

私たちは、ウミガメとの遭遇率が高いというホテルのプライベートビーチである、

「シギラビーチ」で遊んだ。

シギラビーチのサンゴ礁と熱帯魚の美しさにしばし時を忘れる。

本当は、私はダイビングをしたいのだけれど、

友人二人は、水こわい、海こわいの人なので

なんとか騙して(笑)、一人だけシュノーケリング体験に巻き込んだ。そして、なんと今回は初成功。

H美が、「海の中がこんなにきれいな世界だったなんて初めて知った」と感動と共に語ってくれたことが嬉しかった。

もう一人のM子は、子供時代に、

プールでも海でも、溺れた体験があるので、かなり水に対する恐怖が強い。

なので、長期戦で陥落させるつもり。

こーゆう魂胆を持つと私は燃える(^。^)

でも、しっかり者のM子がいなかったら、この女子旅は、

迷走の旅になるのは間違いないので、

賢いM子に、二人は頭が上がらないのだった(^。^)

 

 

シギラビーチでは、本物のウミガメ3匹と遭遇。

あまりに悠々と泳いでいるので、逆にこちらがびっくり。

ウミガメに出会っても、決して触ったりしないようにインストラクターから事前に厳しく注意されるので、

誰もそういうことをしないからなのだろう。

ウミガメくん、人間に対する警戒心が全然ないみたい。

いやあ、なんか竜宮城気分マックスで楽しかったぁ(^。^)

 

 

お昼は、地元の人に愛されている「ひろちゃん食堂」が安い、早い、うまいだった。

ゴーヤチャンプル、島らっきょう、ジーマミ豆腐、沖縄もずくが、私は大好き。ビールによく合います(^。^)

もう一つは、地元の人にも観光客にも人気の、

島カフェ「 とぅんからや」( 宮古島の方言で、仲間が集まる場所という意味) が、環境もお料理もグッドでした。

前日にも行ったのだが、午後1時には、もうランチメニューが全部売り切れていたのだ。

で、地元の人が教えてくれた「ひろちゃん食堂」に行って、結果良かったのだが、

残念だったのでまた翌日、

「とぅんからや」に行ってみたのだが、大正解だった(^。^)

 

 

ここのお手製「ソーキ・カレー」と「豆乳アイスクリーム」が美味しかった。

 

 

海の近くに温泉があるのは温泉好きの私としては嬉しい。

「シギラ黄金温泉」という中華料理の看板みたいなド派手な看板が見えた。

黄金って何?金箔でも塗るの?

と妄想を膨らまして入ったら、茶色というか、見ようによっては確かに黄金色と言えなくもない温泉だった。

入浴後は、アロマボデイセラピーや整体や各種マッサージが体験できる部屋がある。

 

 

ホテルディナーで良かったのは、

和琉創作料理と鉄板焼きの「マラルンガ」。

この2つは、ちょっとお高いけど、ふだんよく仕事している3人なので、「自分へのご褒美!」と大奮発。

M子は社会福祉士であり、老人保健施設の相談室室長。

H美は、複数の会社の経営者。

仕事も家のこともしっかりやりながら、

遊ぶ、楽しむ時間もちゃんと取る。

美味しい料理を堪能しながら、シェフと色々な話をした。

宮古島で育ったシェフは、宮古島の海の美しさは当たり前で、

特別素晴らしいなんて思ったことがなかったという。

でも、青春時代に、神奈川、東京、房総の海を見て、

「これが海? ウソだろう! こんなのは、海じゃない!!」

と思ったと言う。

関東の海を見て、自分が生まれ育った宮古島が、

どれほ素晴らしい島だったのかを痛感したのだと言う。

それまでは、「宮古島は何もない。物質的、経済的にも貧しい。就職先だって限られている」

と思っていたと。

それが、このホテルで働くようになって

本土からくるお客様が、

宮古島の海と環境の美しさに感動している声を直接聴くようになり、

改めて自分の故郷を誇りに思えるようになったとシェフは語る。

財産というのは、お金やモノだけじゃないと私も思う。

美しい自然環境は、私たちの国の、いやこの星のまぎれもない財産だ。

この美しい自然の中で、

誰と、どんな時を一緒に過ごすかは、

かけがえのない「時の財産」だ。

 

 

シギラリゾートの経営母体は、ユニマットグループであることを初めて知った。

ユニマットと言えば、オフィス・コーヒーサービスの会社という認識だったが、

リゾート事業、介護事業の会社でもあるようだ。

私の好きな家具、雑貨の「カッシーナ」もユニマットグループの事業の一つだった。

「ゆとりとやすらぎ」を経営理念に事業を展開している会社だ。

ユニマットグループの会長の高橋洋二さんは、

「虹を楽しみたかったら、雨を楽しもう」

とHPに書いている。

言い得て妙である。

 

 

最終日の4日目は、沖縄本島の「ブセナテラス」に宿泊。

2000年に沖縄サミットがあった場所だ。

 

 

ブセナテラスのロビーは開放的で、空間全体に風の通り道があって心地よい。

 

 

私の本の読者で沖縄在住の吉岡攝子さんと12期LPLを受講するやはり沖縄在住の伊波尚子さんが、

ディナーを一緒にしましょうということでホテル内のイタリアンレストランに来てくれた。

初めて会う者同士でもあるにもかかわらず話が弾んで、

もっといっぱい話したかったと皆が思った楽しい時間だった。

 

 

今年の沖縄、離島の旅もとても楽しかったが、

4日間はあっという間だった。

やはりせっかく南国リゾートライフを楽しむのなら、

1週間は滞在したい。

来年は、沖縄本島と石垣島、小浜島、波照間島に行こうということになった。

本当にエネルギー・チャージ、パワー・チャージになった心地いい時間だった。

 


岡部明美公式サイト

 

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投稿者プロフィール

岡部明美
岡部明美
心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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