五欲去れだの煩悩を捨てろだのと  あんなこと 嘘っぱちだ

五欲去れだの煩悩を捨てろだのと あんなこと 嘘っぱちだ

 

 

求めないー
すると ほんものを探している自分に気づく

求めないー
すると 人も君に求めなくなる

求めないー
すると 人から自由になる

求めないー
すると 人は安心して君に寄ってくる

求めないー
すると その人なりの威厳があらわれる

求めないー
すると 君に求めている人は去ってゆく

求めないー
すると 君に求めないひとは君と共にいる

求めないー
すると ひとは君に心を向ける

求めないー
すると 自分にほんとうに必要なものはなにか分かってくる

求めないー
すると 自分のなかのものの方がずっと 大切なんだ、と知る

求めないー
すると 求めたときは見えなかったものがー見えてくる

求めないー
すると 求めなくとも 自分とつながっているものがあるのに気づく

求めないー
すると 内から湧くものに気づく

求めないー
すると 心が空に向かって開く

求めないー
すると 自分の心がどこへ行きたいのかわかる

 

 

 

これは、45万部のベストセラー『求めない』(加島祥造著)から抜粋した言葉。

加島祥造さんは、

伊那谷の老子、

伊那の仙人

と言われていた人だ。

(2015 年逝去 享年92歳)。

私にとっては、生きている間にお会いしたかった人の一人だ。

私は、この本の前書きの文章にまずとても共感した。

 

 

誤解しないでほしい。

「求めない」と言ったって、
どうしても人間は「求める存在」
なんだ。

それはよく承知の上での「求めない」なんだ。

食欲性欲自己保存欲種族保存欲

みんな人間の中にあって
そこから人は求めて動くー

それを否定するんじゃないんだ、
いや肯定するんだ。

五欲去れだの煩悩を捨てろだのと
あんなこと 嘘っぱちだ、誰にもできないことだ。

「自分全体」の求めることはとても大切だ。

ところが「頭」だけで求めると、求めすぎる。

「体」が求めることを「頭」は押しのけて別のものを求めるんだ。

しまいに余計なものまで求めるんだ。

じつは、それだけのことなんです、ぼくが「求めない」というのは、求めないですむことは求めないってことなんだ。

すると体のなかにある命が動き出す。

それは喜びにつながっている。

だけどね、意外にむずかしいんだ、だって私たちは、体の願いを頭で無視するからね。

ほどよいところで止めるーそれがポイントだ。

でもそれができなければ、ときには もう求めない
と自分に言ってみるだけでいい。

すると、それだけでもいい気分になるとわかるよ。

あらゆる生物は求めている。

命全体で求めている。

一茎の草でもね。

でも、花を咲かせたあとは静かに次の変化を待つ。

そんな草花を少し見習いたいと、そう思うのです。

 

 

今回、NPO法人伊那谷スタイル代表理事の金山明美さんにお声かけいただき、

長野県の駒ヶ根、伊那谷に行くことになったので、改めて加島祥造さんの本を2冊読み直してみたけど本当にいい本だ。

 

 

私が老子を好きというのももちろんあるが、加島さんの佇まいが好き。

世間では、「おじいさん」と言われる年齢なのに、

そんなくくりで呼ばれることを断固として拒否するような、

毅然とした柔らかさと成熟した孤高の精神を感じる。

美しく年輪を重ねてきた人の佇まい。

老いが、成熟の芳香になっていくような生き方。

無垢なるものへ、再び還っていくような生き方。

若い頃から、そんな在り方や生き方に憧れをもっていた。

 

 

駒ヶ根には、全国にファンがいるミュージシャンの吉本有里さんも暮らしている。

有里さんを伊那谷の歌姫、伊那谷の女神と呼ぶ人たちもいるが、

加島祥造さん同様、有里さんの存在を知っている人は地元ではごく一部の人だという。

同じく駒ヶ根のゼロ磁場も地元の人はあまり行かないようだ。

パワースポットとして全国から人が訪れるかの地が。

 

 

海外に行くと改めて日本の良さ、素晴らしさに気づくことが多いが、

同じようにずっとそこで生きてきた人たちー地元の人たちにとっては、

子どもの頃からずっと見てきた風景だったり、当たり前過ぎる日常だったり、

普通にそこで暮らしている人なので、ことさらその稀有な魅力や才能や価値に気づかないのかもしれない。

魅力や才能や価値って、自分じゃなかなかわからないもの。

他人の方が、よそからきた人の方が、その人の、その土地の、本当の豊かさ、素晴らしさ、資源、ユニークさ、いのちの輝きに感動していることはよくある。

 

 

今回、私を講演に呼んでくださった金山明美さんは、元々横浜育ち。御主人は東京育ち。

山好きのお二人は、伊那谷、駒ヶ根の魅力にすっかり惚れ込んでしまい移住したのだ。

しかし、伊那谷、駒ヶ根は、穂高や安曇野や八ヶ岳や軽井沢のように、その場所そのものが、県名を超えるほどのブランドイメージがない。

金山明美さんは、ここの魅力を日本中に、いや世界に広げたいという熱い思いと志を持ってNPO法人伊那谷スタイルの活動に仲間達と一緒に今力を注いでいるのだ。

 

 

講演会には、金山さんが大切にしている人たちが、集中豪雨の中集まってくださった。

スタッフとして講演会の準備や当日のお世話をしてくださったみなさんは金山さんが大切にしているお仲間たち。

会場は、とてもおしゃれで美味しい手作りケーキやお蕎麦のガレットや季節の野菜を使ったポタージュが美味しい「 ヴァンドール 」

中央アルプスと南アルプスの二つのアルプスを望むこの里山は本当に美しく、豊かで、魅力的なところだ。

 

 

講演会には、なんと吉本有里さんも来てくださった。

講演会の翌日は、有里さんが暮らす古民家でライブがあったので行ってみたのだが、有里さんの歌も語りも素晴らしかった。

 

 

有里さんは、20代に電気も水道もないカリフォルニアの山の中で二人の子を産み育てたが、波乱万丈な人生だった。

有里さんは語る。

「私の人生は、大切な人の死が続きました。パートナーが亡くなった後、今度は、次男の八星が自らの人生を自分で終わらせました」

「耐えきれないほどの悲しみに打ちのめされながらも、この人生はいったいなんのレッスンなのだろうと自らに問う日々でした」

 

 

「光に旅立った息子を思う日々、たくさんの歌が生まれました」

「ある日、八星からメッセージがやってきました」

「もう体を持った形では、ママと一緒に音楽を作ることはできないけれど、僕はここからいつも一緒に音楽を作り、奏ででいるよ」

「音というのは違う世界をつないでくれるんだ。そのことをこれから僕とママで証明してゆくことができるよ。僕はここにいて、ママはそこで。僕はママのうたを聴いている。ママの声を聴いている」

 

 

「私の歌たちは、一人ひとりの魂が、愛に満ちた自然界に気づき、今を豊かに生きられるように、社会や親や学校から染められた洗脳が溶けて「ほんとうの自分」に帰ってゆけるように「祈り」を込めて創った歌ばかりです」

吉本有里さんの歌とメッセージは、私が3冊の本で伝えてきたこと、

「ほんとうの自分に帰っていく旅」

と、とても共通のメッセージがある。

 

 

伊那谷、駒ヶ根がすっかり気に入った私は、9月27日〜29日に再びプライベートで訪ねようと決めたところ、

なんと講演会の会場である「ヴァンドール」で、吉本有里さんとのコラボトーク&ライブの企画が持ち上がり、金山明美さん主催で開催されることになった。

金山さんご自身も吉本有里さんと同様、普通の人なら耐えられないような壮絶な人生を生き抜いてこられた人だ。

きっといいコラボトーク&ライブになるだろう。

 

⬛ 岡部明美・吉本有里「いのちの真ん中トーク&ライブ」

伊那谷在住の歌姫、アーティストの吉本有里さんと心理カウンセラーであり作家の岡部明美さんの初のコラボトーク&ライブ

日時:9月29日(土)     午後1時30分~3時30分

会場:「ヴァンドール」
住所 長野県駒ヶ根市赤穂23-170 駒ヶ根家族旅行村内
電話 0265-98-6911

参加費:ヴァンドールの手作りケーキとお茶代 ¥1000

トーク&ライブは、ドネーション制です。感動の分だけお気持ちをどうぞ。

定員:30名(先着順)

■お申し込み・お問い合わせ:
金山明美
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書籍&CDのお知らせ

 

『私に帰る旅』
(学芸みらい社)


角川学芸出版から刊行された本書が、
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1996年5月刊行から22年間のロングセラー。第12刷。
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『いのちの花』
(CD)


¥2,000
CDは講演会、ワークショップ等で販売しています。必要な方は、Facebookのメッセンジャーにご連絡下さい。

 

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岡部明美
岡部明美
心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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