目次
『 苦しみ』
自分の前に新しい世界が開かれようとするとき、
それを本当に受け取る準備ができているかどうかを試すように、
心とからだに、耐えがたいほどの苦痛がやってくるときがある。
自分が最も望まない状況を深く味わうことで、
自分が本当に望んでいるものは何なのかに気づかせるために、
この苦しみがやってきたのではないかと思うような体験。
深く大きな苦しみ、悲しみの体験は、
生き方の軌道修正が来たというサイン。
新しい世界に足を踏み出すときがきたというメッセージ。
自分の体験した苦しみが、自分自身を救う道を作ったり、
誰かを癒したり、自分を生かす世界に導いてくれる。
『もどっておいで私の元気!』P32より
(岡部明美著/善文社)
『 病気』
あなたが 自分の心とからだを痛めつけるような生き方をしているとき
不自然な生活習慣をやめないとき
心が葛藤で苦しんでいるとき、
からだは 病気という手段を使って あなたのいのちを救おうとする。
それは悲しいほど正確ないのちのシステム。
病気は 大自然のいのちのリズムや、
自然なままのあなたの姿から遠く生きていることへの警告。
からだがあなたを生かすために投げかけた命綱。
病気は どこまでもどこまでもあなたのいのちを守ろうとする
あたたかな いのちのシステム。
『もどっておいで私の元気!』P26より
(岡部明美著/善文社)
『哀しみ』
あなたの哀しみの深さが、人の心を癒してゆく。
あなたの痛みに満ちた人生が、人の痛みを溶かしてゆく。
闇の深さを知っているあなただからこそ、
人を闇の中でさえ憩わせてあげられる。
癒しは関わりの中で生まれる、命の喜び=出会いの奇跡。
哀しみの深さがこんなにも深く大きな人生の喜びを運んでくれるなら、
人生に無駄な月日なんてあるはずもない
あなたの辛かった人生が、人とつながること、
生きることの深い喜びを味わうための
「大きな大きないのち」からのプレゼントだったのだと、
今自分の人生をイキイキと生き始めたあなた見て思う。
『もどっておいで私の元気!』P106より
(岡部明美著/善文社)
生きていれば、時に人は、、、
行き詰ったり、
どうしていいかわからなくなって途方に暮れたり、
生きていることに何の意味も見出せなくなったり、
心身が疲弊して誰にも会いたくなくなったり、
誰も信じられなくなったり、
自分さえ信じられなくなったり、
病気になったり、
大切な人を失った喪失感で身動きできなくなったりすることってあるのではないでしょうか。
ここに書いたことは、私も全部体験してきました。
そんな時を今生きている人たちに向けてお話ししたいと思います。
8月18日(土)、東京、新橋で、
「もどっておいで私の元気!」
というテーマで講演会があります。
よかったらいらして下さいね。
●お申し込み
https://jmia042018.jimdofree.com/イベント申込/
岡部明美公式サイト
年内のワークショップ
●群馬県・草津ワークショップ
開催日:8月31日(金)~9月2日(日)2泊3日
●岡山県・岡山ワークショップ
開催日:10月6日(土)~10月8日(月)2泊3日
●神奈川県・湯河原ワークショップ
開催日:11月9日(金)~11月11日(日)2泊3日
「ワークショップ」「個人セッション」「LPL養成講座」の情報はこちらをご覧ください。
書籍&CDのお知らせ
『私に帰る旅』
(学芸みらい社)
角川学芸出版から刊行された本書が、
装幀も新たに学芸みらい社から刊行されました。
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『約束された道』
(学芸みらい社)
2017年6月刊行と同時に増刷。
2018年4月第3刷決定。
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『もどっておいで私の元気!』
( 善文社)
1996年5月刊行から22年間のロングセラー。第12刷。
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『いのちの花』
(CD)
¥2,000
CDは講演会、ワークショップ等で販売しています。必要な方は、Facebookのメッセンジャーにご連絡下さい。
投稿者プロフィール
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心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
▼詳しくはこちら
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