目次
自分の才能や適性ってどうやったらわかるの？
大学時代とても不思議であると共に焦りも感じていたこと。
どうしてみんなせっせと会社訪問をして、
さっさと就職先を決められるのだろう？
この年齢でどうして自分の才能や適性がわかるのだろう？
それが不思議でならなかった。
「仕事なんて結婚までの腰掛け」などと、カラッと笑いながら言う女子も謎だった。
私は、会社選びの前に一体自分はどんな仕事がしたいのかが皆目わからないということが悩みだった。
私にとって仕事とは、自分がいかに生きるのかということと同義語だった。
それでも自立心、独立心だけは強かった若かりし頃の私は、
縁があって出会えた会社で与えられた仕事は一生懸命やった。
しかし、ない袖は振れなかった、やっぱり。
もともと才能のないところでは、どんなに頑張っても芽は出ないのだ。
もしかしてこれかも？と思えたものに出会えた時は無我夢中で取り組んだ。
その顛末は前回のブログに書いた。
最近は、「ストレングスファインダー」とか、「ウエルスダイナミクス」とか、才能や適性を知るPC判断テストなどあるけれど、
それで自分の傾向がわかったとて、
「で？」てなもんである。
なぜ「で？」なのかは、芳村思風先生の感性論哲学を学ぶために通っていた「思風塾」で納得できるものがいっぱいあった。
思風先生は言う。
いのちの使いどころ
人間はみな自分だけの天分・素質（才能・お役目・使命）を持って生まれてきます。
その天分・素質は、
”からだと感性”
を使って発見できるのです。
からだを使うというのは、
“体験すること”
”行動すること“
感性というのは、その体験の中で“実感”した“真実”ということです。
頭でいくら考えても、自分の本当の天分・素質＝才能はみつかりません。
才能や強みテスト、天職、適職判断テストをやって答えを得たつもりになっても、
それはヒントを得たにしか過ぎません。
あなたがまだそれを生き抜いていなければ、絵に描いた餅です。
【天分・素質を発見する五つの方法】
1・やってみたら、好きになるかどうか。
2・やってみたら、興味、関心が湧くかどうか。
3・やってみたら、得手、得意と思えるかどうか。
4・やってみたら、他人よりもいつも自分の方がよくできるかどうか。
５・真剣に取り組んだら、問題意識がどんどん湧いてくるかどうか。
この五つの方法で見つけていくのです。
どれが一番天分の多いところか。
一番強烈な実感が湧いてくるところが天分のツボ。
いのちの使いどころなのです。
これは言葉だけ見ると普通のことのようで、
ことさらびっくりするようなことではないと思うでしょう。
しかし、あなたの周りで、あるいは社会の中で、
この人は自分の才能を最大限に生かして生きていると思える人、
天命、使命を生きていると思う人をよく観察してみてください。
そういう人は、間違いなく、これらの５つのツボを自分で発見し特化させて、
人知れず“並外れた努力”をしてきた人なのです。
人によってはこのうちの二つ、三つ、
時に五つ当てはまるプロフェッショナルもいます。
でも一つでも十分な天分のツボなのです。
見つけたらとことんやるのです。
とことんやらないとわからないのです。
もうダメだ、限界だ
人間の天分・素質というのは”潜在能力“なのです。
ですから限界まで努力し、
壁にぶつかった時がチャンスです。
「もう万策尽き果てた。もうダメだ。限界だ」
と思った時に潜在能力が突然目覚めるのです。
限界を感じた時に、そこであきらめてしまうのか、
もう一度挑戦してみるのかで、
その後の人生が大きく変わってしまうのです。
今あなたの周りで輝いている人をみてください。
どれだけ、「もうダメだ、限界だ」
という絶望を乗り越えてきたことでしょう。
大きく飛躍する時がきたからこそ、
その巨大な壁が現れたのです。
どの道を選んでも、どの人を選んでも
どの道を選んでも、
問題のない道などありません。
どの人を選んでも、
問題が起きてこない人などいません。
悩みや問題が起きないことを望むのは、
完全性を求める理性の迷いです。
問題は常に個人とグループを成長させるために起きてくるのです。
問題を“悪”と捉えずに、
成長の“課題”と捉えてください。
人は、どの道を選ぶか、
どの人を選ぶかで人生が決まるのではなく、
”自ら選んだ道や人”から起こる問題を乗り越え続ける努力をするかどうかで人生は決まるのです。
人生は愛と意志のドラマ
愛なき意志は、人を傷つけずにはその目的を達成することはできない。
どんなに成功法則を学び努力を重ね、
社会的に成功したとしても、
愛のない成功者の身近にいる人たちは、傷つき苦しんでいます。
意志なき愛は、人間を堕落させる。
愛だけを求め、人に幸せにしてもらうことばかり考えている人間は、堕落します。
宇宙は感性の海、エネルギーの海
思風先生は、
「宇宙は感性の海」
「エネルギーの海」
だと言う。
この宇宙空間には、ありとあらゆる叡智、情報がたくさんあり、
自分の感性のアンテナを立てると、
その空間から直感、インスピレーションというかたちで情報が来るというのは、
私も何度も体験している。
私は、自分の感性を取り戻すこと、感じる力を信頼すること、
本来の自分や人や自然とのつながりを深めていく体験をいっぱいしてきた後に感性論哲学を学べてよかったと思う。
そのプロセスを経ていなかったら、感性論哲学を単なる知識や理論、
倫理・道徳的に聞いていたかもしれない。
自分の道を探し続けていた
振り返れば、ずっとずっと昔から、
自分の道を探し続けていたからこそ、
迷い続け、崖から転がり落ち、右往左往、七転八倒してきたわけだけど、
その迷い道で経験したことが、今は別の形でちゃんと活かされているのだ。
迷い道の途上で私は、感性のアンナナを立てるということを自然とやるようになった。
感性のアンテナとは
「問いを立てる力」と
「真実を求め続ける探究心」だ。
問いを立て、真実を真摯に求めて行動してきたからこそ、
宇宙・全体から情報や答えがやってきたり、
自分にとって必要なものやことや人が向こうからやってくる人生になってきたのだ。
私という小宇宙（個）は、
外側の大宇宙（全体・源）と本当はつながっている。
だから誰でも本当は、直感、インスピレーションというかたちで、宇宙・全体からの情報を得られるのだ。
これが働き出すと物事の現実化が確実に早くなる。
感性論哲学の宇宙論を聴いていると、宇宙は、
「愛と意志と叡智」でできているのだと感じる。
思風先生は宇宙の究極的実在は「純粋感性」だという。
これは、神性、仏性、真我、大我、純粋意識と言われるものと同義語だろう。
「純粋感性」は宗教色のない言葉なので、
聴く側も固定観念や先入観なく聞けるのがいい。
感性論哲学を学んでいると、
その哲学の核心と、宇宙の意志、無条件の愛、神の計らいと言われているものとが重なってくる。
2019年5月〜6月の活動予定
５月３１日（金）〜６月２日（日）
◆湘南３Daysワークショップ
テーマは「感性の扉を開き、人生のステージを上げる」
感性は、人生の目的地を知っています。
感性はあなたの人生の歓びを知っています。
感性こそが自分らしさであり、自分の個性そのものなのです。
感性から湧き上がってくる興味や関心や欲求を理性を使って実現化していくのです。
人生を大きく変えたい、次のステージに行きたいと心から思った時は、感性の扉を開き、まず自分の本音とつながることからなのです。
海が一望できる最高のロケーションで毎年１回開催される湘南ワークショップは、岡部明美と立花岳志と大塚あやこのコラボワークショップです。
内容について大塚あやこさんと立花岳志さんが自身のブログで書いてくれています。
◆お問い合わせ、お申し込み
６月２４日（月）〜６月２６日（水）
◆安曇野３Daysワークショップ
『男と女のパートナーシップ』〜自分を愛することからはじまる、活かしあうパートナーシップの創造〜
私たちの悩み、苦しみの殆どは人間関係によるものですが、
中でも最も難しいのが男女の関係ではないでしょうか。
逆に言えば、恋人との関係や夫婦関係が良好である時の幸福感は何ものにも変えられません。
愛ゆえの依存や執着やコントロールで私たちは苦しみますが、全ては愛を学ぶレッスンです。
自分を愛することから始まる真のパートナーシップの探求を始めてみませんか。
◆お問い合わせ、お申し込み
７月１日(月)〜３日(水)
◆岐阜・美濃３Daysワークショップ
テーマは、人間関係・パートナーシップ・コミュニケーション
人生の悩み、苦しみのほとんどは、人間関係によるものです。
このワークショップではまず自己理解、他者理解を深めるため「心の仕組み」や「エニアグラム性格の９つのタイプ」を学びます。
そして、自分を活かし、相手を活かし、幸せになるコミュニケーションを体験的に学ぶワークショップです。
◆お問い合わせ、お申し込み
岡部明美公式サイト
「ワークショップ」「個人セッション」「LPL養成講座」の情報はこちらをご覧ください。
書籍＆CDのお知らせ
『私に帰る旅』
（学芸みらい社）
角川学芸出版から刊行された本書が、
装幀も新たに学芸みらい社から刊行されました。
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『約束された道』
（学芸みらい社）
2017年6月刊行と同時に増刷。
2018年4月第3刷決定。
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『もどっておいで私の元気！』
（ 善文社）
1996年5月刊行から22年間のロングセラー。第12刷。
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『いのちの花』
（CD）
￥2,000
CDは講演会、ワークショップ等で販売しています。必要な方は、Facebookのメッセンジャーにご連絡下さい。
投稿者プロフィール
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心理カウンセラー、セラピスト、研修講師、作家、東海ホリスティック医学振興会顧問
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